容姿・経歴・その他メモ

「ふぇ〜！私の好きな物がどんどん無くなってく！」
好きになったものから失っていく。
そんな経験は少なからずあるだろう。
そんな運命を常に背負った人がこちら
好きだったお菓子は食中毒などの不祥事で廃盤になり、大事にしていたぬいぐるみは突然破裂し、お気に入りの本は絶版になり、初めて買った携帯ですら不良品回収の知らせが届く。
挙句の果てに初恋の幼馴染みに指輪を送った途端に、物理法則を無視した人体の破裂を経験することとなった。
付けている指輪は、そのとき犠牲になった初恋の同僚のチルドレンのモノ。
好意を持ったものから不自然に消えていくその力を有効活用しようとしたが当人にも制御ができるものでは無いらしく、居心地がいいと感じた支部から解散、襲撃による崩壊、解体していったため手が付けられないとチルドレンの卒業時期が早まることとなった。
アッシュ・レドリックに関連する何かしらを消してしまったらしい。
本人は悲しみこそすれどそういうものだと受け止めて刹那的に生きることにしたらしい。
現在はUGNチルドレンを卒業し、現在社会復帰を目指して大学に通っている。


そうそう、彼女の胸元にはeihwazのルーンが刻まれている。
これはただの刺青ではなく、かの言説の魔術師が残した魔法の残り香だ。
このルーンに刻まれた物語は死と再生、別れとそれを受け入れて、更なる新生を手に入れることとなるだろう。
彼女は好意を向けたものへの別れを経験した数なら人一倍だろう。
そのおかげでオーヴァードにしては前向きな精神性を保てているならいいことじゃないか。
本人の解釈によって同じルーンでも違う運命となることは多々あるのだが……これはさすがに少し可哀想に感じてくるな。

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