生まれながらのオーヴァードでラスベガスにあるFHセルの一員。両親もFHの構成員。
ラスベガスで破産し、素寒貧になった両親が珍胖子に借金のカタとして渡したが、両親はそのまま蒸発した。
「双子の娘の、片方を捨て置くなんてある訳ないでしょう！」とは母親の弁であった。
捨てられた赤子の娘、売られかけたがオーヴァードとしての才を発揮し、手駒として珍に育てられた。
結果、立派に悪人として成長し、珍を「おじさま」と慕う犯罪者になった。
現在は能力を活かし臓器の仕入・凍結・販売を行うセルのモツ担当。かなり稼いでいる。
彼女の能力に掛かれば生きたまま臓器を奪われる為、ベガスでも「臓器売りの少女(The Little Organ Girl)」と畏怖されている。

彼女はオーヴァードとして冷気を操り、あらゆるものを凍結させる能力を持つ。
凍結の範囲は非常に広く、本気を出せば周囲一帯を氷の世界へと変貌させることも可能である。
凍結された世界の中、悠然として君臨する彼女の姿はまるで月。
ベガスの夜に現れる彼女こそ「凍夜の月(The Niflheim Ruler)」なのだ。

名誉チャイナとは、彼女のアイデンティティであり誇りとする要素である。
彼女はDNA的に言うと純日本人の両親から生まれた日本人である。
しかし、育ての親である珍に心酔し、両親の事など毛ほども気にしていない彼女にとって、人種的なアイデンティティは日系というより中国系なのだ！誰がなんと言おうと中国系、心は中国系、詰まる所そのメンタリティが「名誉チャイナ」なのだ！！
…ちなみに彼女は通名を使っており、本名は「月影とまる(つきかげとまる)」こっちの名前で呼ぶとキレる。

男の趣味が終わっている。中年デブこそが至上でありエロいと言って憚らない。
彼女の私室には歴代彼氏の裸氷像が飾られており、マトモな感性なら見るに堪えないグロ画像である。
小食で偏食家。チタリングス・フライ(モツのフライ)が大好物。パンダエクスプレスのオレンジチキンも好物。
尊敬するおじさまに似て倹約家であり、日記のように家計簿をつけている。

若作りのオバサンなの…私の上納金を、しょうもないことに使わないで欲しいの…。
年相応の落ち着きと理性を手に入れて、おじさまに楽をさせて欲しいの…

容姿端麗・聖人君子・深謀遠慮…おじさまを表すに足る言葉が無いのは世界の損失なの…
おじさまの魅力をイチから説明するとまずはその＿＿＿＿（一時間程語り続ける）

ノリのイイ新人なの…。時々変な事をほざくけど、まぁ便利な奴なの。

頼りがいのある同僚なの…移動の足から借金の取り立てまで、背中を任せられるの…ボスへの傾倒にはちょっと引くの。

真面目ちゃんなの…その真面目さが命取りにならないと良いの…。

今日は新入りの歓迎会の買い出しに行ったの。
そしたらお店でチキンをぶちまけるクソ女と遭遇したの。
だから