…やらかしが何かって？　プルートは悪くないよ。全然悪くない。
出会ったのも、もっと前の話。それだけじゃそう変わらなかったね。

元々どうだったか？っていうと…相手を歩かせる。
手法としてはソラリスが近いんじゃないかな。
影を潜り込ませて神経を操作する感じだったと思うよ。

歩け！に関してはひとりにつき10mくらいかな？　きちんと制御してないと上手くは動かないよ。
把握してる全員に10mずつ歩かせたとして。作った20mくらいは、果たして役に立つのかと。
全く無い、とは言えないかもしれないけど、能力によっては一瞬で詰められるしね…。
歩かせるのに使わせた時間の方が有意義なんじゃない…？

今も名残は残ってるかな。ブン殴られた後に『動きにくい…？』って思ったらソレだよ。
……ご丁寧に命令出してるんじゃないけど、強度はそこそこだし結構邪魔なんじゃない？
雑に使った方が、有用だった…？

生まれた家は悪くない。両親の教育は厳しい部類であっただろう。
10歳程度で覚醒した彼女にとって、親の要望に応える事は難しい話でもなかった。
彼女に(戦闘は)『お前にはできない』『やるな』と言い続けた事は、真意が何であれ、良くはなかっただろう。

万能の天才に武器ひとつ扱えないことがあろうか？
それなりに扱えても、一番にはなれないのだ。それに何故それなりで止まってしまうのだろう？
『自分にはあれほどは出来ないんじゃないか？』

他人を見て予想するのは、大体当たるもの。予想が裏切られることもたくさんあった。
自分は自分の予想を超えられることがなかった。
ある時所謂"奇妙な隣人"と出会っても、やはりそこは変わらなかった。
最初はイマジナリーフレンドかなぁ？と思ったけれど、実在は確認できた。

ヒーローとして前線に出ることは一旦保留にしておいたが、研究職に危険が無いとは言えない。
何故この"奇妙な隣人"に自分を譲り渡す事を手段として選んだのだろう？
やはり自分には出来ないとどこかで思っていたからか。
身体だけ無事でも意味ない！と、最早"半身"とされてしまった哀れな被害者からお説教されたのだった。
ふむ？自己の連続性が下手すると途切れた気がするが、コレは果たして―哲学はやめておこう、無限ループする。

前よりまともに戦えるのはいい。
でも平常時のヒーローズクロスの示す値(侵蝕率)が自分の知ってるヤツと違う。
RBのチカラを引き出した時の姿が大幅に変わって―…、うん、誤魔化せない。
もうビサイドとか奇妙な隣人ってレベルじゃない。

通常ステージではFH側のキャラクター。D：天才。
シナリオトリガーの性質が強いため、通常はNPC限となるだろう。魔改造でもしないと…！
また、死亡フラグの塊でもある。想定される享年は大体この歳くらい。
だって自分を大切にする方ではないので…。

シナリオでお出ししたことが無いので、他人の目に触れる世界線では、まだワンチャンあるかもしれない。
助ける理由と隙があればだが…。

嘉代ササグとは同一セルとなる。
世界線が違っても因縁はあった、という事を通常でお出しする前にやる羽目になった。

RWでは悩みの種が少なめなおかげで、明るさの裏に何かが潜んでいることは少ない。
通常では、チルドレンの教育を担うセルを担当する（服従しなくてはならない上位セルもある）
元気なうちは中間管理職。

白髪の姿はバーンアウト現象を起こした（殆ど末期）姿に近い。
『プルート』は僅かに通常カンナの末路を知っている為、その年齢が近づく度、命日が近づく度に落ち込みがちになる。
研究職に行くことに難色を示したり、特定事項に関しては具体的に注意する場合があるのは、その為である。