容姿・経歴・その他メモ

小さなころにUGNに拾われ、現在はUGNチルドレンとして、活動している。

もともと生まれた家が、裕福でなかったにもかかわらず、生まれてきてしまった望まれない子供だった。
また、外見が家族とかけ離れていたことに加え、生まれながらにして能力を持っていたため、腫物を触るように扱われていた。1歳の誕生日を迎える前に、唯一つながりのあった親戚のおばの家へと追い出されるように預けられた。
叔母は、突然彼の周りに火が現れることも気にせず、「ふふ、あなたの火はあったかいね」と言ってくれる人物だった。たまに、物に火がついてしまったこともあり、怒られることもあったが、幸せだった。
その後数年間、叔母とともに生活していたが、ある寒い雪の日、叔母を事故で亡くした。不運な事故ではあったが、彼にとって、あまりにつらい出来事だった。もう顔すらも覚えていない生まれの家族に戻されることに恐怖した。
そして、生まれの家へ戻されることとなったが、家に帰されたその日に雪山へと捨てられた。彼は自身の炎で暖を取り、何とか生き延びていた。そんな生活が数日続いたのち、警察へと保護されることとなった。そして、彼の境遇を知ったUGNにより、保護。UGNチルドレンとなった。

一応、表向きでは、高校生をしているため、日常はN市内にある学校に通っている。しかし、あまりに”普通”の生活をしてこなかったことから、周りと話が合わず、孤立。話しかけられれば、話すが、自分のことは一切話さない。周りにいるのは、家族がいて、世界の裏も知らない人ばかりであり、常に彼は憧れを持ち続けている。
今回、N市の学校に通っていることもあり、任務に就くこととなった。

今までがまともな人生でなかったため、すでに心は疲れてしまっている。何とか最後は誰かの役に立っていなくなれたらいいな、と思っている。叔母を亡くしたことが、彼にとってトラウマとなっており、いつか自分が誰かの大切な人を奪ってしまうことを強く恐れている。

大切な人を亡くす苦しみを知っているからこそ、彼は戦っている。これ以上、誰かの悲しみを生みたくない。
もう何もない自分であれば、失うものはないから。


性格：暗い、情緒の抑揚が少ない


「僕は、いったいなんなんだろうね。なんで生まれてきたんだろう」
「生まれてきた意味を最後にでも知れたらいいな」
「僕はもう何も持ってないから。自分の守るものも。だからここにいる」

セッション履歴