容姿・経歴・その他メモ

他にできそうな人がいないからという理由で任命されてしまった若きUGN支部長。
いつもニコニコしており、とにもかくにも他人をよく褒める。その為無責任な人だと陰口を言われる事も。
今は辞めたが元教師で、褒めて伸ばす教育方針を取っており生徒との仲は良好だった。
しかしそんなある日、教え子たちと共にレネゲイド事件に巻き込まれ瀕死の重傷を負う。
薄れゆく意識の中、教え子たちを助ける力が欲しいと願った結果覚醒。
その力で生徒たちを助ける事に成功。その功績を買われ、丁度空席になっていたUGN支部長の席へ座らされたのであった。
めでたしめでたし。

……などと言う事はなく、彼女の目覚めた力は迫りくる脅威を退けられる類の物ではなかった。
覚醒してもなお戦う力を持てなかった彼女にできたのは、教え子たちを見捨ててその場から逃げ出す事のみであった。
当然逃げた先で助けを呼んだが、結果として教え子たちは全滅。
間もなく教師を辞めた彼女はバイトの塾講師として細々と暮らしている。

支部は勤め先でもあるUGN経営の塾事務所。無音の空間で最低限のセキュリティは確保している(つもり)。
彼女の肯定癖は、その圧倒的な劣等感に起因する。
人ならざる力に目覚めてなお教え子を救えなかった自分に比べて、他のオーヴァードたちはなんと素晴らしい力を持っているのだろうという彼女の想いからくるものである。

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