容姿・経歴・その他メモ

電子の海で生まれ、ロデレロと名付けられた情報生命体。名を自我に目覚めた段階で既にUGNの保護下にあり、研究されてきていた。この個体の正式名称はRodelero-B-4020号という名称である。このロデレロという個体は一つの個で出来上がったものではなく、多くの自我によって、群体をなして自身の存在を保っている特殊な存在である。

　サーバーに保存されているロデレロ本体から切り離された分体達は、たとえどれだけ離れていても本体と繋がっており、分体が経験した情報はそのまま本体にフィードバックされる形質を持っていた。そしてこのフィードバックされた経験は本体から間髪入れずに他の分体に伝播する。
　この形質に気づいた研究者たちは本体が死なない程度に、切り分けた大量の分体をそのまま兵器として実用化させることにした。それぞれの分体に戦闘経験を蓄積させることで、本体と分体が相互に学習していき、無限に成長できるという試み。

　しかし、理由は不明だが、研究は頓挫してしまい、現状ロデレロシリーズで残されている個体はこの4020号だけとなっている。

　この4020号という個体はRBとも言えない程に消えかけていた状態から拾われ、最新鋭のアームドア―マ―〖デウス・エクス・マキナ〗を駆る為に調整された戦闘用人口RBとなっている。
　
　消えかけていた状態から回復した為か、本来の性質は殆ど消えており、僅かにイージーエフェクトとして再現出来るのみとなっている。だが、死の淵から生還した報酬か、はたまた神の気まぐれか、ブラックドックとしても驚くほどの発電細胞を所持している。ごく短期間とはいえ、その発電量は全人類の一日に消費する電力のおよそ２％にも及ぶ。
　この凄まじいエネルギーを使用して、〖デウス・エクス・マキナ〗を限界出力まで稼働させるEXCEEDフォームを使用できる。

　
　かなりの自信家で尊大な性格な喋り方をしているが、これは自分に自信が無いことに対する裏返しであり、心のどこかでは常に怯えている。
もし〖デウス・エクス・マキナ〗を使用できなくなったら、即座に廃棄処分される。そもそも〖デウス・エクス・マキナ〗以外に自分に何が有る？といった考えが頭から離れずにいる。
その為、自身の性能を常に周りに示し続けようと努力し続けており、弱いところや本音を出せない様になっている。

また、ヒューマンズネイバーが苦手で人間としての機能を完全に再現できない所を外骨格を装備することで補っている。

〖デウス・エクス・マキナ〗は基本的に一部の機能に限定することで、節電と性能の拡張を行っている。それぞれのフォームチェンジは本来なら換装するのに時間がかかる所をモルフェウスの力を使い、機体を一時的に結晶化させて装備を変更している。

以下は、その限定出力下でのそれぞれのフォーマット(戦術変形）での性能評価である。


▶アーマーピアス（AP）

火力 B
命中 B
回避 B
防御 B
HP B
成長性 B

▶フルメタルジャケット（FMJ）

火力 SSS
命中　 S
回避 E
防御 E
HP F
成長性 E

▶スラッグショット（SS）

火力 SSS
命中 E
回避 F
防御 　SSS
HP A
成長性 A

▶トレーサーショット（TS）

火力 B
命中 A
回避 　SSS
防御 F
HP C
成長性 C

セッション履歴