地毛である赤の髪をヘアバンドで軽く目元にかからないよう抑えたショートヘア。
濃い目の灰色のジーパン、紫色のジャケットを好んで着込んでおり見るだけで言えば若干不良っぽさを持つ。
またジーパンにはシルバーチェーン多めな装飾が施されている。

容姿に勘違いされやすいタイプである、一見すればどこにでもいそうなごく普通の高校生の。
派手な地毛、若干親しみにくそうな外見などで不良扱いされているものの本人の性質的には義理硬くお人よしの好青年。
但しそのお人よし加減が若干行き過ぎている部分があり、道端などで困り人を見ればすぐ手を貸し横道にそれていくことも多々。
その結果として授業をサボる、遅刻するようなことになる為何方にせよ不良のレッテルが剥がれない。

幼少期は妹を溺愛するほどのシスコンだったが、ある一件の果てどこかへと預けられて離れ離れになってから会えずにいる為どこか拗らせている一面あり。
実家が焼け落ち孤児院に入ってからは自分より年下に囲まれることが多かったせいか自分＜年下の優先度になっており、世話を焼いたり自分以上に祝ったりとする。

時折、問題行為等するような不良との喧嘩に参戦していくことはあれど、あくまで『喧嘩』という枠組み内にある為嬉々と参戦するだけで、命の取り合いといった手合いとなると眉間に皴が寄る。
それでも甘さはそこまで出ない為、実力行使も辞さない場合は容赦ない一撃を飛ばす。

それなりに古い仕来り残る良家、斑鳩家の数少ない生き残りでイリーガルの青年。

10年ほど前、妹をどこかに預けられ離れ離れになった直後起きた不慮の火災によって血縁を殆ど失い、現居住である教会営む孤児院に預けられている。
そこでは最年長の位置にいたせいか、泣いてしょげている場合ではないと年上の根性を発揮。
現在に至るまで古参且つ子供達のまとめ役を行う立場に落ち着いている。

オーヴァード覚醒に関しては中学時代に修学旅行として出向いたある町での事件に巻き込まれた際、その神秘へと触れて力を解放。力を得たてとはいえど体内から生えて来た下記聖剣を用いてなんとか撃退し生還。
その町の支部にUGNへ誘われたものの家族ともいえる彼らの面倒を見るので手一杯であることなどを理由にイリーガルとして登録に納まっている。
最近は弟や妹のような血の繋がらない家族、孤児院である教会のシスター達へお祝いや恩返しを兼ねてプレゼント等する為の稼ぎも兼ねてUGNから仕事を受けている。

下記蛇腹剣『嵐王丸』を用いた斬撃による攻撃を主体とした白兵剣士。
変形前は大型の両手剣として振り叩き、変形後は自在に伸びそして斬撃や射突といった属性の攻撃を行い要所要所で使いこなす。

またこの武装は大分類：聖剣の王者に当たる遺産である為切り札としての開放が存在し...？

・万年金欠
上記の通り基本的に他の孤児の世話を焼いていることが多い為、任務で得た資金は大体彼ら彼女らのプレゼントであったり二消えることが多く薫本人の手元にはあまり纏まった金額が残っていない。
学校等では昼食として貰って来たパンの耳を山ほど食べている光景がよく見られる。