容姿・経歴・その他メモ

N市支部のあるN市の高校に通いながらUGNのイリーガルとして働く男性。お人好しで助けたいと想った人には手を伸ばさずにはいられないお助けマン。ただし、自分を勘定に入れない何処か危うさがありその行きすぎ気味な自己犠牲を周りから危ういと思われている。

遺産は良い方向に働いたのだろう、その力を得たことで彼はトラウマから一歩踏み出し再び誰かに手を伸ばせる切欠となったのだから。

遺産は悪い方向に働いたのだろう、その力を得たことで彼は自分が傷つくことへの恐怖が薄れ手を伸ばすという欲以外に無頓着になり始めたのだから。

〇経歴
元はありふれた一般家庭に生まれ、家族間でも特にトラブルも無く真っ当な人生を送っていた。特に妹の鈴奈を溺愛しておりよく一緒になって遊んでいたとか。

しかし、そんな平和な日常を送っていた10年前のある日鈴奈に自分があげた鈴を無くしたので一緒に探して欲しいと言われ集合場所にしていた近所の小高い山にある神社に向かう途中で困っているお婆さんを見つけた連夜はその人を助けることにし、約束に10分ほど遅れてしまい着いた頃には鈴奈は忽然と姿を消していた。

てっきり見つけて帰ったものだと思っていたがそれからすぐに行方不明になったと知り必死に探すが見つからずにあの時手を伸ばしたいと思った妹に手を伸ばさず他社を優先した結果最愛の妹が消えてしまった事実に愕然としそのことがトラウマとなって誰かと深く関わることや誰かに手を伸ばすことを躊躇うようになっていった。

そんなある日、高校の課題のために訪れた博物館にたまたま紛れ込んで展示されていた遺産を狙ったFHエージェントが博物館を強襲し、その事件に巻き込まれることになる。
周囲が危険にさらされ、泣く子供･･･エージェントの攻撃の余波で怪我を負って動けない人と目の前に手を伸ばしたい人が多くいる状況になる中鈴奈のトラウマの恐怖から中途半端に伸ばされた左腕に遺産が偶然巻き付く形で契約が成され覚醒。
結果的にFHエージェントを一人で撃退しUGNに保護されることとなり、保護された支部内で訓練とレネゲイドについて学ぶこととなった。

その後はFHによる被害から人々の日常を守るというUGNの理念に共感し、イリーガルとして登録後は事件解決のために尽力している。

〇性格
根っからのお人好しで困っている人がいれば放っておけず時には自分の命を賭して守ろうとするなど強い自己犠牲精神を持つが、大勢の人の死をぎりぎりで食い止めた際には手の震えが止まらなくなる等、年相応の常人と変わらない精神も持ち合わせている。

過去の経験から後悔することを嫌っており、常に自分に出来る精一杯のことをするように心がけている。

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