容姿・経歴・その他メモ

＜経歴＞
　九条グループ総裁の一人娘。
　UGNの幹部である父は非オーヴァードでありながらレネゲイドの研究者で、政界にも強いつながりを持つ大人物。
　幼い頃は財閥の令嬢として何不自由なく育てられていたが、7歳のころに環境が一変。
　母親とともにいるところ複数の暴漢に襲われ、命の危機に瀕したところ母を守りたい思いからオーヴァードに覚醒し、同時に力を暴走させる。気づいたとき目に映ったのは無残に転がった暴漢どもの死体と、化け物を見るかのように自分を恐れる母の姿。
もともと心の弱かった母は、これをきっかけに心を壊してしまう。
　その後、すでにUGNでそれなりの地位を築いていた父は、母親に記憶処理を施すことを決意する。オーヴァードの存在を秘匿するために、また、母の心を守るために、事件の記憶だけでなく、娘に対する記憶を書き換え、娘は生後間もなく亡くなったとされた。
　それ以降、彩華はUGNの施設に預けられ、オーヴァードとして教育を施されるようになる。現在、母親に会うことは許されているが、それは娘ではなく、『親戚の娘』として若いながらも正嗣の部下という名目で対面を許される程度である。

＜性格＞
　九条家の人間として、上に立つ者として、責任感が強く、それにともなう苦労も一人で背負い込んでしまう苦労人。
　若くしてＵＧＮ桜坂支部の支部長を任命されたことについても、親の七光りなどと揶揄されることも多く、他支部のエージェントからやっかみを受けることもしばしば。
　覚醒のきっかけとなった事件がトラウマで、レネゲイドで他を攻撃することに抵抗がある。そのため他のサポートに回ることが多い（一応攻撃用にショットガンを使用するが、こちらはレネゲイドで直接攻撃するわけではないのでそれほど抵抗はない）。
　実生活はかなりのポンコツで、たまに支部を置いている喫茶店の手伝いをするが、彼女が手伝うたびに店の食器が数枚なくなっている。
　有名な私立のお嬢様高に通っているが、今どきの普通の女子高生のように、帰り道に買い食いしたり、友達とショッピングにいったりということに密かに憧れを抱いている。
　

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