容姿・経歴・その他メモ

「ん、んん！守城市支部エージェント、”雪靴”四十万渚です、どうぞよろしくお願いいたしますね」
「あらごめんなさい、今日は弟と買い物に行く約束だったから…また今度、ね？」

　遺産「イフリートの腕」に適合したUGNチルドレン。右足に移植された遺産から立ち上がる冷気により敵対者を蹴り砕く姿から”雪靴”のコードネームを与えられる。

　一番古い記憶は白い天井と隣に寝ていた男の子。それと酷く冷たい右足だった。
　生まれも、故郷も知らぬままに力を与えられ、訓練に明け暮れる毎日。
時折、”任務”と言われ外に出ることはあれど概ね平和な日々を過ごしていた彼女に
転機が訪れたのは12歳となった日の事。
　訓練の完了が告げられ、今まで過ごしていた研究所を離れ街へ向かい、エージェントとして働く傍ら
人としての日々を過ごせと命じられた。一緒にいた男の子は”弟”になり、二人の名字が与えられた生活は
初めての事ばかりで、戸惑いも多かったけど、同時に新しい発見もまた沢山あった。
友人といると心が安らぐこと、誰かと意見を交わすと楽しいということ、義弟とは婚姻を結べるという事…
自分が弟に抱く思いは家族愛なのか、あるいは違う何かなのか。そんな悩みも楽しいものと彼女は今日も
日常に触れながら、日常を守るのだった。

（義）弟に道ならぬ恋心を抱くお姉ちゃん。キュマイラ筋キックで敵を粉砕するぞ！
仕事ぶりは至極真面目、人柄も穏やかな先輩として学生とUGNの二足の草鞋を履くのです。
遺産の影響で闘争心や敵意というものがやや希薄ではありますが、それ以外は特に欠陥の無いエージェントと言えるでしょう。
遺産が彼女の余命にどれほど影響を与えているのかは、不明ですが…
　守城市には4年前に赴任、以来弟と二人仲良く暮らしています。後見人は支部長…かな？
アサギには顔を見かければ挨拶して、暇があれば買い食いに誘ったりもするでしょう。
「ご存知？ジャガイモって落ち葉に埋めて焼くと美味しいのですって！」

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