容姿・経歴・その他メモ

「支配こそ隷属。恐怖こそ自由。勝利こそ破滅...混沌こそが秩序への道だ」

UGNへ資産提供をしていた一家の元御曹司。
自身もいつかUGNの職員となり、分け隔てない平穏を齎すべく尽力していた。
しかし一家はUGNとの協力をしている裏で、FHの隠れ蓑となりレネゲイド研究を行っていた。

真実を知った一心は最早誰も信用出来なくなり、証拠を掴むべく単身研究所に潜入する。
そこで見つけたのが、当時まだFHだったゼノスが捕え研究していたウロボロスのEXレネゲイド＿＿闇の魔物だった。

不当な実験や解剖を受け、消滅寸前だった魔物に、一心は手を伸ばした。
ただ、怒りが沸き上がったから。

「どんな存在も、生きる喜びを得られるべきだ」

その身を魔物に捧げ、宿し、オーヴァードに覚醒して研究所を破壊する。
他のサンプルや実験体を解放し、そして彼は平河一族を捨てた。

苗字を捨て、ただの一心としてUGNへ参加し、望まぬ運命に見舞われる者達をあるべき世界へ戻すべく動き出した。

身に宿す魔物が何を考えているかは、未だに分からない。
ただ、あの時に見た魔物とは、確かに心が通じ合っていた。
果てしない怒りが、この場所を消し去りたいと願う心があったから。
だからかは不明だが、常人であればジャーム化し破壊の化身となるはずの魔物の力を、彼は完璧に使いこなせた。
奇跡の様な共存を可能にした事から、リヴァイアサンから直々に色付き(COLORS)の一つ、"黒の意志"と名付けられる。

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