・女の子が好き。
ーーここで言う女の子とは、”女性向けの服装をした人類”のことを指す。つまり女装した男は彼女の理屈上女の子であり、好む。
・ストライクゾーンはロリからジジイまで。
ーー「そうね。テレーズたん……失礼、テレーズブルムさんにはあの細い御御足に対してどうしても劣情を抱いてしまいますわね。あと、この前戦った”カーネイジ”は老体ながらプロポーションが素晴らしく、女性向けの着物を着られたらスタイルがよくてとってもドスケb……ごほん、素晴らしいと思いますの」
・それはそれとしてイケメンも好き。かっこいいのも好き。
「男装女子はとってもエッ……違うわ、良いと思うの。ということは実質男装も女装だから、ね（？？？）」
・ぶっちゃけ清潔感さえあれば誰でもイケる。
ーー「この世は素敵な方で溢れていますの（意味深）」

こんな変態のくせにいざ相手から言い寄られるとウブな男子みたいな反応を返すことも彼女の特徴である。
「えっ……あっッ……ｽｰｯ……　そうですわね……」

”魔法の炎”を操る能力。

彼女がつけている”サークレット”はマジ異世界由来の産物であり、その力によって能力を扱えている。ゆえに彼女は力のことを魔法と呼ぶ。
”サークレット”が放つレネゲイドは少し変質しており、攻撃的に扱うと相手に変調を与えることができる（《バランスブレイク》）

元々はただの倒錯的な少女だった。

普通にジャーム周りの事件で、命を失いかけた所で”額冠”に選ばれた。
このとき、額冠に選ばれた代償として全ての記憶を喪っている。
それでも彼女に後悔は無いが、暴走すると喪った記憶がフラッシュバックしてまともに動けなくなる。

「好きだった人がいる気がするんですの。おぼろげな記憶ですけれど。

……確か、私はその子に女装をさせていた気がするんですわ。もしかしたら、その”彼”と出会ったとき、こんな言動を続けてたら思い出してくれるかしら、と思ってこんなふうにしてますわ。まあ、ほとんどただの趣味であることは否定できないんですけれどね……」