容姿・経歴・その他メモ

銅(あかがね)　とりあえずこの名前にしとく
5月26日生まれ　男性　CN:Beid(エリダヌス座オミクロン１星の固有名より　アラビア語の「卵」が由来)
鷲石をFHの施設から救出したUGNエージェント。ブラックドック/ブラムストーカーのクロスブリード
担当捜査官で、かつ同じシンドロームだったため、UGNに保護されてからは面倒を見ていた。
穏やかで愛情深い人物。

広橋コウ(ひろはし‐)
8月26日生まれ　男性　CN:Robin(誕生石のトルコ石の色から。ヨーロッパコマドリの卵の色　CNのとおり顔はいいが過激な性格)
鷲石と同じFH施設に収容されていた子供。どうやってここまで来たか経緯はそのうち考える　シンドロームもそのうち考える
彼も同様に過酷な日々を過ごしていたが鷲石とは面識がほぼないに等しい。UGNではじめましてな感じ
明るく活発で、愛らしい見た目をしているので周囲から好感を得ることにたけている。


鷲石シノリ
2月26日生まれ　CNは誕生石のイーグルストーンから
FHに連れ去られ、過酷な日々を送っていたところを銅に救われる。
銅にかわいがってもらえてすごくうれしい。が、銅は全員に平等に接していることを知っているのであまり表に出さないようにしている。たぶんバレてる。
友愛とも恋愛とも情愛とも違うが、なんか好きだなあと思っている。これに気付くのはだいぶ後だったり。
このせいか、年上の穏やかな男に弱い。


ーーー以下、シノリの簡単な経歴ーーー

元FHチルドレン。レネゲイド絡みの事件に巻き込まれ、両親と死別。そのままFHに回収される。
それから数年間、実験や訓練漬けの過酷な日々を過ごす。

ある日、彼女がいた施設にUGNが来た。あの事件に巻き込まれ行方不明になった子供たちの捜索のためだった。
幾度かの戦闘の末、子供たちはUGNに保護された。
この時の担当エージェントが銅(あかがね)だった。
UGNに保護されてからの生活は同世代の子供たちや信頼できる大人に恵まれた。
特に、銅と過ごす時間は彼女にとってかけがえのないものになった。
同じシンドロームをもつ者同士の仲間意識、オーヴァードの先輩としての尊敬、いち人間としての憧憬
安心感、親愛、一言では表せない情を寄せていた。

穏やかは日々は、決まって突然崩れ去る。
その夜、珍しく訓練が長引いた。年に数度こういう日がある。
「先生、ちょっといいですか」広橋が銅を呼び止めた。相談したいことがあるらしい。
こういう時、銅は絶対に断らない。いつも通り二つ返事で返した。
「シノリは先に部屋に戻っていいよ。おつかれさま、ゆっくりおやすみ」
「うん、おやすみなさい。先生」

これが最後の会話になった。

深夜、ふと目が覚めた。
妙に意識が冴えていく。訓練の熱がまだ残っているのだろうか。
せっかくだからなにか飲もうと冷蔵庫のある食堂へ向かった。
コップにお茶を注いでゆっくり飲み干した。
なぜだろう、落ち着かない。
いつも賑やかな食堂に一人でいるから？ー違う
薄暗い部屋の隅が怖いから？ー違う

思わずそっと廊下へ出る。保安灯にぼんやりと照らされた長い廊下がある。
いつも通りの静けさなのに不安がぬぐえない。なにかの予感に従って、ゆっくり進む。
しばらく歩くと、施設の端にある倉庫についた。こんな時間に扉が開いている。
すでに膨れ上がった不安が足を止めた。この先に行ってはいけないと。
瞬間、声を出してしまった。
「……先生？」
なぜそうしたのか、確かめたかったから？何を？
返事などない、不気味なほどに静かだ。
「先生？」
一歩、また一歩と進み、ついに倉庫の中を見た。

信じられなかった。悪い夢だと思った。自分がこんな時間にこんな場所にいることも、
銅が血まみれで倒れていることも。

「へえ、感がいいんだね」
はっとして顔を上げると広橋がいた。毎日見ている笑顔があまりにも不釣り合いだ。
胸元を赤く染めてなお、にこやかに立っている。
「あ、」言葉が出なかった。言いたいことがありすぎて。
「ああ、これ？ちょっとミスっちゃって」
まるで小さな擦り傷を恥ずかしがるように言った。彼に怪我はない。
わずかに冷静さを取り戻して初めに理解したことは、それが銅の血だということだった。
思わず銅に駆け寄る。冷たくなった血だまりの中で静かに倒れ伏していた。確かめずとも死んでいると分かった。
「なんで」
「うーん、理由とかないっていうか。そもそも"ここの子供"じゃないし、僕」
「え？」
影から数人の大人が現れた。この施設で見たことない顔ばかりだ。つまり。
「そう。そういうことだよ。僕はFHの元にずっといたってこと。これも仕事」朗らかな声で告げた。

視界の端で何かが光った。拳銃だった。銅が大事にしていた年季の入った回転式拳銃。
無意識に手を伸ばした。指先が触れ、しっかりと掴む。不思議と手になじんだ。
この間に制止の声すらなかったことも気にならなかった。

自然と手が動いた。シリンダーには5発入っている。一度も撃っていない。
シリンダーをフレームに戻し、目の前の"敵"に真っ直ぐに銃口を向けた。狙いを定め、トリガーに指をかける。


どれほどの時間だっただろうか、重苦しい沈黙を破ったのは広橋だった。
「ああ、そっくりだね」
火花が散った。
凪が去った。一斉にざわめいた。嵐のような銃声が施設中に響いた。何かを叫んでいた気がする。

嵐が過ぎ去った後に残されたのは抜け殻だけだった。




まもなくして施設じゅうの大人が対応に追われることになった。
この記憶は、鷲石シノリの心の奥に深く根を張っている。

履歴

「Crumble Days」PC④用ハンドアウト
ロイス：春日恭二(かすが・きょうじ)
推奨感情　P：執着/N：厭気
カヴァー/ワークス：指定なし/UGNエージェント

キミはUGNのエージェントである。その活動の中で、”ディアボロス”春日恭二と幾度か戦ったことがある。PC①という新たなオーヴァードが保護された事件で霧谷雄吾に呼び出しを受け、春日恭二が何らかの計画を行っていることが伝えられた。


「World End Juvenile」PC④用ハンドアウト
ロイス：コードウェル博士
推奨感情　P：尊敬/N：脅威
カヴァー/ワークス：指定なし/UGNエージェント

キミは、霧谷雄吾から緊急に呼び出された。N市でコードウェル博士の活動が確認されたらしい。UGN創設者にしてオーヴァード研究の第一人者...だが、現在はファルスハーツに加担しているという博士が活動しているとなれば、座視しているわけにはいかない。


「Truth or Fiction」PC④用ハンドアウト
ロイス：千木良昭仁(ちぎら・あきひと)
推奨感情　P：執着/N：敵愾心
カヴァー/ワークス：指定なし/UGNエージェント

ローザ・バスカヴィルから、千木良昭仁という元UGNエージェントの処理命令が下った。彼は好戦的な男であり、UGNからの再三の警告を無視して暴走。とあるUGN研究所を壊滅させてFHに寝返った裏切り者だ。キミは昭仁を処理すべく、彼の潜伏するN市へと向かった。

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