容姿・経歴・その他メモ

長らくUGNを支えてきた"リヴァイアサン"の後を継ぐ形で、UGN日本支部支部長に就任したオーヴァード。
UGN本部役員の息子として生まれ、母体からの感染により自然とオーヴァードに覚醒。
両親のコネクションにより本部務めとなり、その中で役職や地位も順当に与えられていった。
しかし、"リヴァイアサン"霧谷雄吾が彼を後継者として選んだ理由は何も親の七光りに期待したからではない。
そう、彼の素質は霧谷雄吾のそれにきわめて近かったのだ。

誠一郎の仕事ぶりは、足と体力で勝負を仕掛ける現場重視のスタンス。
どこかでジャームが事件を起こしたと聞けばすぐに事件発生場所へと飛んでいく。
覚醒したてのオーヴァードを保護したと聞けばその支部へと飛んでいく。
UGNの在り方に疑問を抱くエージェントがいると聞けば直接話を聞きにいく。
部下の《ディメンジョンゲート》を頼りに、全国津々浦々どこにでも軽いフットワークで出向いては、
フェイストゥフェイスで直接指示やアドバイスを投げかけたり、ジャームと直接交戦することさえもある。

"日本支部支部長"という肩書を持つ者が現場に直接出向く意義は非常に大きく、
持ち前の前向きな性格もあってトラブルシューティングはお手の物。
反面、職務の最中でも事件が起きれば現場に向かってしまううえに、そもそも細かい仕事が得意でないので、
事務処理能力や支援エフェクトに長けた部下のフォローは必要不可欠である。

なお、"ネプチューン"は、全てを呑み込む"リヴァイアサン"以上の存在になってほしいという願いから、
日本支部支部長就任時、霧谷雄吾より授かったものである。


僕たちには、力がある―――
僕たちには、立場がある―――
僕たちには、使命がある―――

UGN(ユニバーサルガーディアンズネットワーク)。
日常の守護者の名を冠する者の集い。
それは天からの贈り物だろうか、それとも呪われし宿命だろうか。
常人ならざる力を手にしてしまった僕たちがするべきこと、それは―――
いつか掴みたい未来を描くことだ。

……という挨拶を新人研修でしたら半数以上がものすごく引いた目で僕を見ていた。
決まったと思っていたのに。その日に飲んだコーヒーは普段以上に苦い味がした。

セッション履歴