容姿・経歴・その他メモ

「──憧れたんだ、“天使”にさ。」

N市西高校に通うオーヴァード。
覚醒してから日が浅く、チルドレンに近い待遇でUGNに身を置いている。
幼い頃から楽器を演奏するのが好きで、将来の夢はミュージシャンだった。
しかし、紬季には才能がなかった。
同い年の幼馴染がシンガーソングライターとして成功していくのを一番近くで見て、自分との違いを嫌というほど認識していった。
やがて、彼女の一挙一投足が紬季の絶望になっていた。

彼女が病に伏してからは、数回お見舞いに行ったものの、複雑な感情から疎遠になっていた。
最近音楽活動を再開したようなので、少し安心したような気もしている。

───彼女が病の為に歌えない体になったと聞いた時、自分がどんな顔をしていたのか、想像もしたくない。

★一華エリカに対しての感情
大切な幼馴染で、音楽家としても尊敬している。
病気で音楽活動が出来なくなったことに関しては、あれほど才能がある人物が病なんかで夢を絶たれることを良く思っていない。
しかし、それと同時に“もう置いていかれることもない”という安心感のような物も感じていて、そう感じる事に自己嫌悪している。

★オーヴァードになる経緯
数ヶ月前、N市にてFHの襲撃事件が発生し、それに巻き込まれる。
襲撃者はFHのリエゾンエージェントと思われるが特定には至っておらず、対応にあたったUGNエージェントが3名死亡。
紬季は偶然にもAWF保有者だったため意識を保ったまま現場に居合わせてしまう。
身を守るために必死で近くにある武器らしきものを手に取ったが、それが死亡したエージェントの携行していたゾディアックウェポンで、接触が覚醒のトリガーとなった。
紬季のオーヴァードへの覚醒と同時にゾディアックウェポンが呼応するように、ウェポンの変化が発生。
その後暴走により紬季は意識を喪失、現場には紬季の能力によると思われる破壊痕のみが残されており、FHエージェントは撤退したと思われる。

★能力に対して
漫画みたいなすごい能力が手に入ったって、音楽の才能は微塵も変わらない、こんなのよりもっと上手く演奏したい。人を引きつけるような歌が歌えるような才能が欲しかった。

★余談
持ってるアイテム全部、設定的には覚醒時に転がってた奴らの遺品(別に知り合いとかでもないので感傷は無い)

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