容姿・経歴・その他メモ

　N市公立高校に通う女子高生。奇奇怪怪報道部に部員として所属している。　
　虫を手懐けることに長けており、特に蜘蛛を好んで使役している。使役している虫たちは主に情報収集を行う際の足掛かりにしている。指先からタンパク質の糸を射出することができ、戦闘はもちろん移動や日常のちょっとした場面で(バレない程度に)活用している。スパイダーマン
　怪異・都市伝説から発生したレネゲイドビーイングと何かと縁があり、友好関係を築きつつも彼らが必要以上に人間を害さないよう目を光らせている。彼女を知るレネゲイドビーイングたちからは“朝間の蜘蛛”と呼ばれているが、呼ばれている本人はそんな二つ名があることを知らない。
　生まれながらのオーヴァードではあるものの、「世界の守護者だとか大それたことしたくないし、かといって手段を選ばないくらい何かへの情熱があるわけでもないし、なんか組織ってめんどくさそうだから近寄らないでおこ～」という感じでUGNやFHといった組織には関わらないスタンスをとっている。

出自

　古代種のオーヴァードを祖母に持つ。祖母は古代の日本においてヤマト王権に恭順することを拒んだ“土蜘蛛”の生き残りの一人であり、彼女はその直接の孫。
　物心ついたときから家族に「自分たちは普通の人間ではない」と言い聞かされ、祖母や父親によって早いうちからレネゲイドの制御方法を教えられて育ってきた。とはいえ人間や『普通』に対するコンプレックスなどはなく、「私は私だし」と割り切って人生を謳歌している。
　UGNやFHといったオーヴァード組織と関わりを持とうとしないのは、特異なレネゲイドを保有する祖母が無用なトラブルに見舞われることのないようにという配慮の面もある。

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