容姿・経歴・その他メモ

「ふわぁ……。ごめんな。そろそろ寝な、限界やわ。」

3行でわかる長久涼音

元々UGN日本支部直属エージェントだった女性。直属の頃は前線でブイブイいわしてた模様。
数年前に自身のレネゲイドに異変が起き、1日の半分以上眠らないと活動できない身体になってしまった。
そのため現在は前線から退き、この閑古鳥が鳴く支部の支部長という椅子に座っている。

長久涼音、その生い立ち

関西地方のとある郊外の街生まれの女性。大学入学のために上京するまでずっと関西地方で生活していたため、未だに関西弁が抜けきっていない模様。
ごく普通の一般家庭で育った。家族構成は両親と妹が1人。家族仲は良好。妹とは5つほど歳が離れている。
涼音が把握している範囲では、自分以外全員がオーヴァードに覚醒しておらず、レネゲイドのことも認知していないらしい。

長久涼音と10年間

15歳の誕生日に覚醒。詳細は不明だが、体内のレネゲイドを活性化させる“ナニカ”に触れたことがきっかけだとされている。その話が童話:眠り姫と類似していたため、現在のコードネーム「ドルンレースヒェン」を名乗ることに。
その後はUGNイリーガルとして活動しながら、日々人々の生活を裏から守っていた。そして18歳のとき、大学進学のために上京した際にUGNのN市支部に転属。それから日本支部管轄の任務とN市支部としての任務、学生生活の3つを掛け持ちしながら大学での4年間を過ごしてきた。
20歳の頃にはすでに日本支部でもある程度名が知れ渡っていたとされるほどの実力の持ち主で、大学卒業後は日本支部直属エージェントになるだろうと言われていた。実際、卒業してから3年ほどは日本支部直属エージェントとなり、機密性の高い任務や攻略難易度の高い任務にも携わっていたそう。しかし、2年ほど前に突如彼女の身体に変化が現れる。

長久涼音、ここ2年ほどのお話

ある日のことであった。任務が終わり、支部へ帰る道すがらでいきなり意識を失った。UGN関連の病院へその後搬送されるが、3日ほど目覚めることはなかった。
意識が戻った後、精密検査が行われたが、結果はほとんど異常なし。しいていうならば、レネゲイドの一部性質が変化したということが確認された程度であり、大した害はないとされていた。
しかし、その後彼女の生活は一変する。1日の殆どの時間を眠気と戦いながら過ごすことになった。その症状は日に日に悪化していき、症状が出て2年経った今では、1日に12時間以上睡眠を取らなければろくに生活できない身体になっている。UGNの研究機関に依頼して作った、ソラリスのオーヴァードのレネゲイドを用いた薬品を摂取すれば、なんとか1,2日ほどは健常者と同じような生活を送ることができるそうだが、薬品が高価になりやすいことと、身体に与える影響が未知数であることからあまり推奨されていない。また、寝溜めをすることで数時間単位であれば活動時間を増やすこともできるが、あまり効果はないという。
この体質になってしまったこともあり、現在は前線を離れ、閑古鳥が鳴くUGN・I市支部の支部長を務めている。事情を知らない者からは「やる気がない」「めんどくさがり」などといった印象を受けているが、仕事の出来はさほど悪くない模様。
また、いつ何時何があっても大丈夫なように、上の許可は取った上で普段から支部に寝泊まりをしている。どうやら支部長室の隣の部屋を寝室兼自室として使わせてもらっているらしい。

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