親がFHの協力者であり、彼女もオーヴァードに覚醒してからというものテロなどに参加させられていた。彼女は彼らにとって金を持ってくる駒だった。
罪のない一般人がたくさん死んでいく様子を目の当たりにしていくうちに心が疲弊していき、自分よりも小さな子供が花束を抱えながら死ぬのを見たときについに壊れた。
もうこんなことはしたくないと塞ぎ込む彼女の中で生まれたビサイドは、彼女の代わりに任務を請け負うようになった。
(小さい頃だったからか、記憶を封印しているためか、彼女はほとんど覚えていないが、このときから一般人を殺すことを嫌悪するようになった)

ある日UGNが親の協力していたFHセルを壊滅させ、彼女はUGNに転向した。
両親とは自分から離れて暮らすことを選び、UGNチルドレンとして施設で暮らすようになる。
FH、そして”クソみたいな両親”と離れ離れにしてくれたUGNには恩義を感じており、UGNの信条全てを肯定するわけではないがよっぽどのことがない限り命令には従う。

元FHの協力者であったことはUGNの仲間には秘密にしている。

「相変わらず暗いな。石の下に群がるダンゴムシか？」
「ははははは！この私が出たからにはお前は生きて帰れると思うな！」
その者、尊大にして横柄。
自らが最高で最強だと自負している。
碧曰く「自分も口も性格も良くはないと知っているが、その100倍くらい口と性格が悪いヤツ」
仮にも元人格である彼女に対して悪態をつきまくるが、生まれたときからなんだかんだ彼女の利になるよう動いてくれるため黙認している。彼女自身だんだん慣れてきてスルースキルも大分高まっている。

■PC2 戦闘用人格"ビサイド"を持つUGNチルドレン
指定Dロイス：戦闘用人格
カヴァー/ワークス：高校生/UGNチルドレン

キミはN市のUGN支部に所属するUGNチルドレンだ。
キミの中には、物心つく前から"ビサイド"という戦闘用人格が存在している。
彼はキミに戦い方を教えてくれた先生であり、時には助言をくれる相棒でもある。
だが、最近"ビサイド"の様子がおかしい。N市で活動するFHセルのひとつ
"ハッチェリーセル"の名前を聞いてからのようだが……。

■PC2に必要とされる設定
下記の戦闘用人格"ビサイド"がキミの内部で共存している。
N市公立高校に通っているが、学年やクラスはPC1と同じでも別でも良い。

■戦闘用人格"ビサイド"
PC2とは異なる自我を持つ存在であり、常にPC2が幸福になることを最優先する。
"ハッチェリーセル"という名前を聞いてから様子がおかしいが、
それを問いただしても何も話そうとしない。

1話

■PC2用『Life on Edge』HO
ロイス：横瀬 敬吾(よこせ けいご)♂　推奨感情：P執着/N殺意

FHエージェント、"リッパー"横瀬 敬吾。任務よりも殺しを優先する最悪の男だ。
キミは戦場で何度か顔を合わせたことがあったが、これまで奴にとどめを刺す機会はなかった。
そして今回、FHの研究施設を襲撃したキミは横瀬と遭遇する。今度こそ、逃がしはしない。

2話

■PC2用『Last Day Rhapsody』HO
ロイス：伊澤 亮也(いざわ りょうや)♂　推奨感情：P連帯感/N食傷

伊澤亮也は、キミのクラスの文化祭委員だ。
キミは伊澤と協力してクラスの出し物の準備を進めた。
前日までに準備を終わらせることに成功し、とうとう開催当日の朝を迎えた……はずだった。
だが、登校してみるとなぜかまだ準備中。
昨日完成させたはずの看板まで塗りかけに戻っている！一体、なにが起きている！？