容姿・経歴・その他メモ

とりあえず基本1/2と上級とUG


一人称：シキ
二人称：呼び捨て、第一印象由来の雑なあだ名

「シキ、今最高に｜死んで《生きて》るの！　だからあなたのこと｜生かして《死なせて》あげるよ！」

　現代人が持つ、湧いては成就せずに消え行く「希死念慮のようなもの」を核としたレネゲイドビーイング。死にたいが死にたくない、生きる気力は無いが「生きる」しか選択肢が無い、今にも死にそうだが目的の為に生きていたい（生きなければならない）など、混濁した死生観が根幹にある。
　曰く「生きること」と「死ぬこと」は両立する。シキにとって「生きること」は即ち「死ぬこと」であり、「死ぬこと」は即ち「生きること」である。レネゲイドビーイングとしての最大の欲求は「死」であるが、シキの認識に於いて「死＝生」であるが故に日々生活を営んでいる。死にたいから生きているのである。
　その原則に則れば、戦いに身を置くこと、つまり死の危険に晒されることは最も生に近づくことである。外敵を抹殺して生き延びることは自身の最大の欲求である「死」そのもの。故に戦いの気配を感じたシキは大好きなお菓子を与えられた幼子も同然に狂喜する。

　明るく天真爛漫に振る舞いつつ言動は気狂いじみているが、本人はそれを自覚している。嫌われ役をやるでもなく、単に目立ちたがっているでもなく、それが自身の行動原則であり、またそれは周囲と大いにズレていることを理解している。他者の「死にたい」という言葉には理由がなんであれ深く共感して寄り添い、その希死念慮の昇華や成就の為ならばどこまでも心を尽くす。

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