容姿・経歴・その他メモ

髪

深海色

瞳

ターコイズブルー

肌

普通

「声が聞こえた。俺の背後で首を絞めるように纏わりつくような鈴の音。でも、それが聞こえた時にはすでに俺の世界はおかしくなっちまってたんだと思う」
「もう、黙って二人を見守ってるだけは嫌なんだ」

『さぁ、行こうぞ。お前のその体たらくでは空に浮かぶ蒼き月にも手が届かなければ、一滴の雫でさえも救い上げることなどできはしない』
「うる…さいな………いいから…、いいから黙って力貸せよｯ──────！」

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◆人物

普段は警察官としてUGNに協力するエージェント。
公安所属である九灯紅葉を上司に持つが、彼同様にUGNへ所属させられている。

斑鳩琉月の妹である斑鳩(秧鶏)静稀の直系の子孫にあたるため、斑鳩蒼月、斑鳩雫の従兄である。

レネゲイドへの適性がなかったためか、蒼月と雫とは違いオーヴァードですらない一般人。
しかし秧鶏の血を受け継いでいることで同じ青の瞳を持つ四扇縹の侵入を許し、彼女のスペアとしての一面を持つことから力を譲渡される形でならワーディングに耐えることや、リザレクトといったオーヴァードにできることは大半できるようになる。

愁一自身はこの力は何よりも重く、人間に戻れなくリスクがあることも承知している。
彼が守りたい、何よりも隣に立ちたいと思う従弟妹に置いて行かれないためには、手を出すしかなかった。
守られるだけの自分でいることが何よりも嫌であり、二人で支え合うその姿に嫉妬してしまったから、伸ばすしかなかったのだ。

縹なりにきちんと共存者としての自覚を持っているのか、いないのか。
彼の歩みを嘲り嗤ってはいるものの、きちんと力は貸してくれるようだ。



◆
深海色の髪とターコイズの目、鳥の羽のようなアホ毛が特徴で、胸元を気崩した警官服の気前のいいお兄さん。
従弟妹達がそっけないことから世話焼き属性が抜けず、チャラけているが面倒見がいい。

共存関係の四扇は自身の存在が見えないように認識阻害を行っているため、愁一と四扇の会話は他人から見れば独り言をつぶやいている危ない人と認識されがち。



◆シンドローム

姿が四扇同様に3尾の白狐へと寄り、キュマイラ/ウロボロスの力を行使する。

彼女と違う点は獣化によるその姿が、宇宙からの色によって侵蝕されていた当時の形態を模した黒影でできているということ。
リミッターを解除した状態で強大な古代種のレネゲイドを扱うことから体にかかる負担はかなり大きく、1回の戦闘でも宇宙からの色の侵蝕が激しい。





◆
渦巻く嫉妬の黒青は天を焦がすほどに輝く華。
俺は羨ましい。互いを理解して寄り添い合う姿が眩しくて仕方がない。
私は羨ましい。次々代わり変化し、前へと歩みゆくその姿が妬ましい。

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