基本設定

　ダウナー系支部長。穏健派。少しでも気楽に生きようと言ってる割には、やりたいことをするためにそれ以外をとことん排除しようとする全くお気楽とは言えない性格の持ち主。

　彼女と同じ姿をした複数体の従者に雑用や一般業務、私生活や補佐等を行わせ、彼女本人は支部長としての仕事にのみ徹している。そのため、彼女は仕事に追われることもなく、重すぎる責任と自身の日常で悩むことはほとんどない。彼女は支部長としての責任を重視しているからこそ、できる限りそれ以外の重荷は捨て去ろうとしているのである。

　彼女は、支部長としての仕事がなければ、自分がその時やりたいと思ったことをやっている。ある意味で、支部長としての仕事をこなしながら、しっかりと日常を謳歌している人物である。人によっては、マイペースな人間だと思うかもしれない。しかし、彼女はむしろ、時間を常に気にしながら生きているのである。支部長としての責務を全うする為には、時間にはある程度囚われて日々を送らなければならない。もちろん、多少の誤差も考えながらね。

詳細設定

行動原理

　彼女の行動原理は、自分の居場所の確立である。両親に構ってもらえなかった過去から、自分の居場所というものが果たしてこの世界にあるのだろうかという強迫観念が心の奥底で眠っている。その影響か、自分の居場所と言える場所がないと、不安に駆られてしまうのである。

　結果として、支部長という枠は、彼女にとって最高の職場だった。多くの命を抱えた非常に重い責任。それが自身に圧し掛かるということは、自分がいなければ、その場所は潰れてしまいかねないということだ。支部という場所には、自分に役割がある。自分がいる意味がある。ここには、自分の居場所がある。だから、私はこの支部を守る。何が何でも、守ってみせる。

座右の銘

『急がば回れ』
　光陰矢の如しとも言うが、だからと言って焦ってはいけない。焦れば、選択を誤る危険性が高まってしまう。まずは落ち着いて、冷静に。そうしてから、天秤にかける。何を守って、何を捨てるか。どこまでならば、守れるか。それらをしっかりと見極める必要がある。それが出来なければ、私がここにいる理由はない。

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