容姿・経歴・その他メモ

「チルドレンさんいじめてしまいましょうか……嗚呼かわいそう……嗚呼かわいそう……！」
「私は何時休めるのでしょうね……」

FHの様々なセルの依頼を請け負う｜傭兵《マーセナリー》。
ウロボロスらしい能力の多様さを持ち、シンプルな戦闘依頼からジャームの暗殺、諜報任務など多くの依頼に対応する。
現代においては目立つ黒色の着物を身に纏い、大胆な露出をした妙齢の美女。
その瞳には危うい昏さがあり、何処か破滅的な色香を纏わせている。

元はとあるFHのセルの実験体であり、当時珍しいウロボロスの覚醒ケースだったということもあり
その心も含めて徹底的に弄繰り回された。故に精神は既に日常への復帰は望めないほどにねじくれてしまっており
そこから解放された今となっても、FHとの縁を切ることは最早不可能となってしまっている。
当人はそれも構わないと思ってこそいるが、生まれてから徹底的に与えられなかった"愛"への執着は相当なものであり
どんなに歪なものであったとしても、自分の手でそれを独占したがる。

自分の影を"切り分ける"ことでそれを立体的な動物の影へと変化させ、それを乗騎として戦う能力を持つ。
切り取られた部位によってその能力と動物の姿は異なり、それらとの連携を主体として戦う。

暗夜空乗獣
冴耶の身に宿る遺産。上記の能力を成立させているもの。
その代価として時に彼女は獣性に近い衝動を持ち、それは誰の物でもないものに狙いを定めた時に発揮される。
それを絶対に己のものとしなければならないという、狂おしいまでの熱情が心を支配するのだ。

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