容姿・経歴・その他メモ

髪

瞳

肌

テレーズ直属エージェントの一人。

「大切なものを殺すのはもううんざりだ。」と彼は、あの日呟いた。

私の命令下で動いた彼は、現場で、アレに遭遇した。
　FHの実験体。R-OeS-No.s「レネゲイド負荷上限突破制御体」と呼ばれる。もはや人でも生物ない姿を持つ廃ジャーム。思考もなく、行動も起こさず。ただ周囲にレネゲイドを散布し続けるただの肉塊。
　そのFHは、一般人を攫い、どこまで人間がレネゲイドの力に耐えられるのか、レネゲイドの浸食率がどこまで上がり続けるのか、浸食率の先になにがあるのか。それを研究していた。
　
　彼には、妹がいた。それなりに権力をもつ家に生まれた彼は、レネゲイドの存在は認知していて、妹には何も知らずに生きれるよう頑張っていた。
　
　しかし、ある日妹がいなくなり、ジャームとして彼の前に現れる。
　辛うじて残っていた妹の意識が、彼に対して　「殺して」と懇願するが。
　その時の彼は、何もできなかった。ジャームを逃がす。
　
　その後、オーヴァードとして覚醒した彼により、肉塊と化した妹は、処分された。

　あの日の彼の顔は、もう見たくない。　　　テレーズ




　しかし、ある日その妹がいなくなった。　
　その日彼とその妹は口論、口喧嘩をしてしまったという。
　私は単なる家出だろうと伝えた。　彼も同じ意見だった。

　数日後、彼と妹は再開した。

　妹は既にジャームになっており、戻ることはできないらしく、妹は彼に懇願した。
　「殺して」と

　彼にはなにもできなく、その場にうずくまっていたという。
　妹だったジャームは、行方不明になり、
　
　

　





　

　

　

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