容姿・経歴・その他メモ

経歴

　幼少期から身体が弱く、入退院を繰り返していた。
両親はそんな花遥をなんとしてでも生きながらえさせる為、様々な治療法、民間療法、果ては宗教などなど色んな事に手を出していた。しかし、それらは全く意味を為さず、宗教団体から多額の借金を背負わされ、苦悩の果て実子を残して自殺した（本当は花遥と共に無理心中を謀ったが、なぜか花遥だけが生き延びてしまった）。宙ぶらりんの両親を呆然と見ているしか出来なかった。
　傷無と出会ったのは、昔ながらの風習に則り、女の子として育てられていた辺り。
運命の日、本当は男なのだと告げるつもりだった。ついぞ、それは叶わなかった。
賢者の石(レネゲイドクリスタル)は背中、肩甲骨の内側に植わっている。適合した所為か、オーヴァードになった為かは分からないが、気付けば、男とも女とも言えない身体になっていた。
加えて、賢者の石、ひいてはエフェクトを使うと背中から、まるで虫が羽化するように皮膚を突き破りガラスのような羽根が生えるようになった。その際、背中から首元にかけて、こちらもガラスのようにヒビが入るようになった。全身に刺すような、割れるような激痛が走るため、あまり能力を行使したがらない。
自分がいつか、粉々に割れて死んでしまうのではないかと、それは、きっと散々な死に様だろうなと思っている。正直、自分がなんで生きているのか、生きていていいものか分からずにいる。
むしろ、死にたいとさえ思っている。
　未だ、病が完治したとは言えず、激しい運動をすると呼吸器に影響が出ると思い込んでいる。

履歴

燐葉翼石（フォスフォフィライト）

　リン酸塩鉱物に分類される稀な鉱物の一種。
　リン酸塩であること及び劈開の様子から、リンを意味する英語のphosphorusと、ギリシャ語で植物の葉を意味するphyllonという単語を合成して名付けられた。和名は燐葉石（りんようせき）。コレクターによって希少性と繊細な青みがかった色が高く評価されている。フォスフォフィライトは非常に脆く壊れ易く、水色から淡い緑色のトルマリンの色合いを持つ。特に大きな結晶は極めて貴重なため加工されることはほとんど無い。

イメージソング

・ジェヘナ(Gehenna) - wotaku / 町田ちま(Cover)

セッション履歴