テレーズ・ブルム直下のレネゲイド災害緊急対応班、マルコの隊長。

マルコに所属する前、レネゲイドビーイングの友人がいたが、
ある任務中に暴走した遺産と融合、ジャーム化。
レネゲイド災害の根源として自らの手で処理した過去を持つ。
これが大規模災害を食い止めたとして評価されマルコ所属となり、隊長まで上り詰めた。

現在では、チームメンバーにとても気さくに接する一方、
任務では的確な指示を出し自らも前線で活躍する、人望の厚いリーダーだ。
しかし、UGN管理下にない遺産やレネゲイドビーイングに対しては
災害の元凶になりかねないとして強硬的な対応を取ることが多く、
改革派とつながっているのではないかという噂もある。

副隊長のアイシェとは信頼し合っており、
語らずとも通じるものがある。
そんな間柄だからこそ、時折辛辣なツッコミを入れられるのだが。

エレウシスの秘儀の一件で、心持を新たにした。
いつの間にか、レネゲイド災害対策班として戦うことが使命になっていた。
しかし本当に彼を本当に突き動かしていたのは、
亡き友のような者をこれ以上生みたくない、
助けられるものなら助けたいという想いだった。

見定め、切り捨てることも自分の役目だが。
願いのために、足掻けるところまで足掻く方が性に合っているようだ。

レネゲイドビーイングの少女、アイが日常を過ごせるようにするために
鬼切りの小太刀を譲ったので、武器をEXレネゲイドを帯びた刀に持ち替えた。
これが手に入るまでしばらくの間、澪川相手に
「ああ～、左脇がスースーするわぁ～」というウザ絡みをこすり倒した。