髪色：ピンク
髪型：ポニテではね気味の髪。大きなアホ毛が特徴的。
目：右目は黄色、左目は青のオッドアイ。
服装：白い半袖シャツにエプロンドレス。赤いネクタイ。白靴下に茶色のローファー。
　　　時折自前の制服を着る。白ワイシャツに灰色チェック柄スカート。水色ネクタイ。白靴下にスニーカー。

魚などの水に棲む生き物が好きで、わざわざ遠方までアクア関連のホビー雑誌を買いに行くほど。
いつかは自分の水槽で魚を飼ってみたいらしい。
それら好きなもので白熱すると、普段のゆるい喋り方から一転して早口になる所も。

同メンバーの中では年長者なのだが、「ふぁ～、適当にやろうよ～ ゆとりが大事なんだから～」と、めんどくさがりな性格・言動が目立ち、生真面目な大人たちからはよく怒られている。

自分のことを冗談半分におじさんと称しており、同年代のチルドレンからは「おじさん」や「ホシノおじさん」なる愛称で呼ばれることもある。
※あくまで「おじさん」は自称であってホシノ自身は中身がおじさんのTSっ娘などではなく正真正銘の女の子であるため誤解なきよう。
芯の部分では清濁併せ呑む達観した年長者であり、必要とあれば無茶もするが逆に後輩たちの暴走が超えてはいけないラインを超えそうになった時はしっかり諭したりもする。
昔からUCNチルドレンとして厳しい状況にさらされ続けたためか、他の大人やUCN自体に対しては不信感を抱いている。
ただ状況を打破する手段がないことから、メリットデメリットを天秤にかけたうえで現状に従っている。

昔から知っているものからすると「三年前の時とはずいぶん変わった、人違いじゃないかと思う程に」とのことであり、当時は要注意存在としてリストアップされていたらしい。

親が気づいたときにはおらず、UCNチルドレンとして育てられた。
UGNチルドレンとして教育・訓練を受けながら、同じ仲間と信頼関係を築きあげていた。
その中でも特に特別な存在とまでに昇華したのが同じ部隊の先輩「梔子(くちなし)ユメ」だった。
自分とは真逆のおおらかでおおざっぱな性格でありながら息があった連携を取っていた。
あの日までは。

今も先輩の事を忘れられずにいる。

「六 苦痛を愛するための祈り(Ⅵ Prière pour aimer la douleur)」

私は苦痛しか持っていない。それ以外は何も望まない。
苦痛は私に忠実で、今も変わりない。
どうして苦痛を恨むことが出来ようか。
私の魂が深淵の底を彷徨うときにも、苦痛はいつもそばに座り、私を守ってくれたから。
ああ苦痛よ、お前は決して私から離れなかったゆえ、私はついにお前を尊敬するまでに至った。
私はようやくお前のことがわかった。お前は存在するだけで美しいことを。
お前は哀れに沈んだ私の心のぬくもりから決して離れなかった人と似ている。
私の苦痛よ、お前はこの上なく愛した先輩(ひと)より優しい。
私は知っているだろうか。
私が死に就く日にもお前は私の心の奥深くに入り、私と共に整然と横たわらんことを。