容姿・経歴・その他メモ

「春日亜蘭。規定、もしくは対策室長殿の命令であるなら。従います。」
「どうせいつかは、すべてに墓標が突き立つ。……筈なのだけどな。」

■管理記録　実務を行う前に精読されたし
囚人：｜春日亜蘭《かすがあらん》
注意事項：倦怠感、判断拒否
FH特殊セル出身。オペレーション：■■においてUGNにより捕縛。
反抗的態度は見られず、侵蝕率も低値で安定。要請には実直に従うが、自主性に問題あり。
指示が必要な際は明確かつ短い、つまり個人に判断を任せない命令が有用。

[注意] - 実務以外で頭を捻らせないように監督願います。

来歴

「お互いに諦めて、手早く終わらせよう。
この後、立っているのがどちらにせよ。所詮は流れに沿っているに過ぎないから。」

"プランナー"都築京香の手足として歴史の影で暗躍してきた春日一族、そのひとり。
"カリュプスロッド"の名を与えられ、種々のプランにアサインされてきた。主に担当としていたのは陽動、強襲、不穏分子の処理といった消耗の激しい類のもの。その為UGNとの交戦も多かったが、前述の業務から同じFHにも度々刃を向けることもあった模様。

エージェントとして活動する以前の経歴は不透明。捕縛後の尋問でレネゲイドの力を生まれ持っていたこと、「選別」の結果で遺産を与えられていたことが本人の口から語られた程度。
任務達成率は高かったが、どうせ全ては自分が達成できる成果込みで動くという考えの下、失敗とみるや頓着なく切り上げることでも有名だった。彼女の主もそれを容認していたのか特に罰せられる様子もなく、それは出現すれば必ず何かを狙う槍であり続けた。

"プランナー"失踪と同時期に突如その足取りは途絶えたが、数か月後にUGNの某作戦区域に出没。
得物も生成できない明らかに憔悴した状態であり、特に戦闘らしい戦闘もないまま捕縛され、尋問の後に《タルタロス》へと移送された。

性格

「そこで何をしているのか、ですか。……休憩時間に何をすべきかの規定も。これといった指標もないですから。」

監獄の規定には従順。話しかけられれば応対するし、本人なりの誠実さも見せるがどこか淡々としている。
口調は少々硬く、言葉の節々から元の慇懃無礼な地が少し漏れ見えている……様でいて、どこか卑屈気味。
気迫は殆どなく、特に物事を仕切ったり、自分で決断を下すことに関しては苦手なのか渋い顔を見せる。

《霧》が出現し、監獄島が巨大な迷宮となった際には暫く何かを考えこんでいる素振りを見せ、普段より更に沈んだ態度であったものの、５日も経つ頃には徐々に回復し普段通りの様子に戻っている。その際、受け身な彼女にしては珍しく……密かに結成されたらしい、《刑務危機対策委員会》について周囲に尋ねていた様だ。

……独り放り出された今ここに至って、ようやく理解した。
道具も見捨てられれば傷つくし、腹も立つものだったとはな。今更だったか。

戦闘

「私がお前に｜鋼《カリュプス》を突き立てるが故、お前は必ず壊れる。」

"プランナー"より与えられた遺産の力を行使し、鋼鉄の槍を錬成。
ノイマンの演算力を以て打ち据え、砕き、もしくは穿った相手の体内で｜使い潰し《炸裂させ》て攻撃する。

戦いが終わり、彼女が去ったその場には、鈍く光る無数の爆ぜ折れた槍たちが残される。"｜鋼の墓標《カリュプスロッド》"の名と共に。

人物

PC1

トルテ

「いつか見た覚えのある顔だな。まぁ、君には君の事情があるのだろう。」

都築京香

「……。…………。」

春日恭二

「誇りの為に戦う、か。」

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