容姿・経歴・その他メモ

　神徳院学園に通う一般生徒。成績は世間一般と比べて真ん中(学園内では結構上)くらいだが、口数は少なくクラスでもあまり目立たない青年。普通の学生に紛れているが中学の頃はソコソコなの知れた不良だったが、とある事故で友人を亡くして以来暴力を封印している。

　両親は幼い朝比をこの街に一人残して蒸発し、孤独に過ごしていた朝比と友人になってくれたのが行方未知子と、自分と同い年の彼女の兄だった。ほとんどの時間を一緒に過ごした彼らが親友と呼べる間柄になるのに、それほど時間はかからなかった。
　暴力の絶えないこの街で育った朝比は徐々に頭角を現し始め、中学三年生のころには大人数人掛かりでも止められない程となった。一方で行方兄妹とは、そういったことに関心のない二人を巻き込むまいと徐々に距離を置くようになる。
　そんな中学三年生の夏に事件が起こる。当時朝比達が住んでいる地域一帯を仕切る、通称「商会」と呼ばれる暴力団がシノギとして麻薬をばらまき始めたのだ。自分の力を過信していた朝比は、友人たちの住むこの街を守るためと単身彼らがブツの取引を行う倉庫に殴り込みをかけ、結果として勝利を収めた。だが、朝比の身を案じて隠れて付いて来ていた未知子の兄に気付いた朝比が彼と言い合いをしている最中、意識の残っていた暴力団員が朝比に向かって弾丸を放ち、これを代わりに庇った未知子の兄は瀕死の重傷を負う。彼は朝比の腕の中で「妹の事を頼む」と言い残し息を引き取った。それ以来、朝比は暴力を封印し彼の代わりに未知子を見守るようになった。兄が死んだ理由が自分の驕りや身勝手さが招いたことだと、妹の未知子には未だ伝えられずにいる。
　高校はこの辺りでは平穏な神徳院学園に進学し、また未知子も暴力から遠ざけるべく神徳院学園に進学させた。

　戦闘スタイルは徒手空拳で、戦闘をする際は正体を隠すためヘルメットをかぶり、他人に暴力を振るわないという誓いのもと攻撃を仕掛けても寸止めや威嚇に留めている。

履歴

・普段学校でどんな暮らしをしている？
　普通に授業を受けている。帰宅部なので授業が終わったら家に帰る。

・生徒会に対しての感情や個人的な関わり
　
・不良に対しての感情や個人的な関わり
　基本関わらないが、未知子を傷つけようとする奴には容赦しない

・聖戦への意気込み
　未知子を無事に家に届ける。それが俺の使命

・学内でやってきた善行
　未知子を人知れず守ってきた。あと花壇の水やり

・学内でやってきた悪行
　未知子に近づくヤンキー共の戦意を折った

セッション履歴