容姿・経歴・その他メモ

「羨、お前は学園島で教師をするんだ。」「…え？」
10歳の冬、急に告げられた両親からの宣告は、今思えば別れのことだったのだろう。
生まれつき知能に恵まれた安藤羨少年は、幼少期から戦闘訓練を行い、齢10歳にして支援型のチルドレンとなった。
その結果が「学園島への左遷」である。
家族からの愛もまともに受けず、やる気のない年下の教師。当然生徒からの信頼もそこまでない。

しかし、一人の少女の相談で、彼の人生が変わる。
「ワタシはちゃんとヒトですか？」
ひとりぼっちな彼女の相談に乗っていくうちに、なぜか生徒一人ひとりを見るようになった。
生徒が授業中に文句を言わなくなった。

僕はちゃんと彼ら、否。「生徒たち」を愛している。

現在1年C組の担当教諭。
クラスに在籍している神崎有栖が無理に頼み込み、実質番長連のお目付け役になっている。
辟易しているが、ある程度暴走を抑えられて便利なので見守っている。

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