容姿・経歴・その他メモ

――自分の身体は、それほど頑丈とは言えない。
龍の鱗を持つキュマイラや、氷の盾を持つサラマンダーシンドロームにその防御力は遠く及ばない。
仲間に降りかかる数多の攻撃を全て受け止め続ければ、そう遠くない内に限界が来るだろう。
そうなれば、次は仲間の番。だが、……そんなことには、絶対させない。

ブラムストーカーの力とは、即ち血を操る力。翻って言えば、"それ"を我がものとするもの。
手に持った真紅の剣にて切り開いた血肉。刃の切っ先にこびり付いたその残滓を掬った。
私は戦場で生き残る術を知っている。
そしてそれがどれほどおぞましい行為であるかも、
躊躇するだけの時間が残っていないことも、痛いほど理解している。

「……、不味い。」

この身は味を感じない。だがそれを口に含んで咀嚼して、純粋にそう思った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――愛に時間を(スーサイドブラッド)　夢見弖紗月、午前２時３１分　市街地、倒れ伏した味方を庇いながら

容姿

……赤みがかった灰髪、桃色の瞳、雑な着こなしをした服装、やや痩躯。

能力

……ブラム=ストーカー/エグザイル。血液を自在に操る力を持つ。
武器の生成、体液操作による瞬間的な移動、血流操作による驚異的な集中力の発揮――など、
シンプルながら応用の効く能力と言える。

戦闘

……ゲリラ戦を好み、戦いの最中にリーチの全く違う武器へと変化させて相手を惑わしたり、
地面に零れた自身の血に触ることで大地から武器を出現させ、相手を串刺しに……みたいな戦法をよくする。
固定砲台系の仲間を庇ったり、ヒーラーを庇ったりそういう泥臭いことも平気でやる。
堅物な性格と相反するように、戦い方そのものは喧嘩殺法というか、「勝てりゃあいいんだよ」みたいな
綺麗さもクソもない、極めて現実的な戦略を用いる。

……ちなみにコンボ名は自作。彼女の中にある中学２年生が大暴れした結果である。

性格

……生真面目。プライベートでもそれが抜けないので、休みの日もガチガチに予定を組んじゃうタイプ。
肩の力抜いたほうがいいんじゃない？って人から言われがち。あとツッコミ役。
また、ジャームに対しての殺意が高い。というか情がない。

趣味嗜好など

……かわいいものが好き。私室のベッドにはぬいぐるみがそこそこ置いてあるのだという。
あと能力上、血が不足しがちなのでよく肉を食べる。わりと食いしん坊。

経歴（ライフパスの詳細）

……裕福な家庭に生まれ、幼い頃に母が病で亡くなるも、優しい父と優しい妹と共にありふれた幸せを噛み締めていた少女。
が、夏祭りの日に家族３人で遊んで、喧騒から少し離れた公園で家族とともにゆっくり花火を見ようとした時に、
不幸にもジャームと接触。瞬く間に父親が殺され、自分も傷つき、妹もジャームの手にかかろうとした所で能力覚醒。
ジャームの振り上げた攻撃を庇う――

ことができなかった。覚醒間際で能力が上手く働かず、間に合わなかったのだ。
結局、そのまま意識を飛ばし、起きたところはＵＧＮ。
一夜にして家族を亡くした夢見弖は、家族を殺したジャームに復讐するため、ＵＧＮの尖兵として戦い、
そしていつの日かその復讐相手を殺すことを"夢見て"、日々を送っている。

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