容姿・経歴・その他メモ

元々オーヴァードの素養があった人間にレネゲイドビーイングが憑りついた、特殊なオーヴァード。
・雪野 やよい
出自　安定した家庭
経験　逃走　霧谷から逃げた
邂逅　貸し　バケモノ呼ばわりの償いのため、ＵＧＮへ
覚醒　命令　ドジソンの呼び声により目覚める
衝動　妄想
Ｎ市の高校に通う小柄な女子高生。
裕福（といっても一般市民の範囲で上の方、という意味）な家庭に生まれた。
時間とお小遣いが豊富な身分を活かして趣味事に興じる毎日を送っている。インドアにおいてもアウトドアにおいてもその興味は多方面にわたるが、そのどれもが熟練者の域には届かない広く浅い物。プラモデルを作れば塗装までは手が伸びず丁寧なゲート処理と墨入れ程度、サッカーをすれば部活で試合レギュラーを務める生徒には及ばない、といった具合。
飽きっぽいわけではなく大体の趣味に関して継続して活動を続けているが、根本的に時間が足りていないようだ。
またその広い趣味の恩恵で交友関係も広い。少し前までは深夜アニメに手を出した影響でクラスの大人しい男子たちに混じって遊んでいたようだが…

戦闘時にはホログラムのモニターとキーボードが周囲に浮かび上がり、やよいが特殊なコードを打ち込むことで辺り一帯の電子を操作して周囲をサポートする。打ち込まれたコードは規則性が全く見えず、当然そのまま一般的なＰＣに打ち込んでもなんら機能しない代物で、ドジソン含めた本人ですら内容を理解していない。

ＵＧＮに入ってからも同年代の他者と積極的に交流している。大抵の場合は相手が遊びの経験に乏しいため、合いそうな趣味を当てがったりしているようだ。

能力使用時に頭髪が白変するようになった。熱や光を発しているわけでもなく、化学的にも変化していない。オルクスによく見られる原理不明・説明不能の現象。
ドジソン曰く「第二段階」であることと、深層心理で行われた無意識のレネゲイド行使であることだけが事実として理解されている。

・ドジソン
雪野やよいに憑りついている協力型レネゲイドビーイング。やよいの意識の主体は彼女本人にあり、彼が自ら動くことは無い。
彼曰く、やよいのエフェクト行使はとても不安定で自分が体内で調整することによって過度な侵蝕率の上昇を防いでいる…とのことだが、レネゲイドが深く一体化しているのか外部からの観測ではそれが分からない。
やよいが目覚めるずっと以前から彼女の内側に潜んでいたようだが、表に出てきたのはごく最近。「今まで自分の名前すら持っていなかった」「いつの間にかこの子の中にいた」「居心地が良いので出ていく気はない」と語るが、古代種の特徴がみられることから明かされていない、あるいは本人も知らない来歴があると見られている。
他者とコミュニケーションをとる場合は実体を伴わない白いノウサギのホログラムとして現出する。この姿はやよいの深層心理によって形成されたもののようで、本人は不満。声は時間をかければ自由に調整できるようで成人男性の声で喋る。
大抵の場合は突然現れて言いたいことを一方的に告げるとすぐに消える。

「ホログラムなのになぜ食事が出来るかって？これもレネゲイドのちょっとした応用だよ」

・¨アリス¨
ＵＧＮ職員「…というわけで、我々は様々な理由からオーヴァードをコードネームで管理しています。貴女もそれに従い名乗る名前を決めて頂きたいのですが…」
雪野 やよい「うーん、コードネームかぁ…急に言われてもなー」
ＵＧＮ職員「本人ではなく我々が名付けるオーヴァードも数多い。お任せいただくことも出来ますが…」
ウサギ「…この子は¨アリス¨だ」
雪野 やよい「うわっ！？急に出てこないでよ！」
ウサギ「それは無理な相談だね。」
ＵＧＮ職員「ふむ…由来をお聞きしても？」
ウサギ「ウサギのボクが手を引かなきゃ、この子は不思議な世界に入り込めないんだ。ピッタリだろ？」
雪野 やよい「勝手に決めんな！…っていうかまさか、その姿になったからって、あたしまでメルヘンに道連れにするつもり！？」
ウサギ「ハハハ。」
ＵＧＮ職員「本人、という意味ではこのＲＢの意思も尊重する必要がありますね。…たしかに¨アリス¨で登録させていただきました」
雪野 やよい「ちょっと！？あーもう…この年になってアリスはハズいって…」
ウサギ改めドジソン「フフッ…単なるウサギじゃ味気ないし、ボクの名前はドジソンってことにしようかな」
雪野 やよい「しかも作者名乗んの！？偉そうに！」
ドジソン「そう怒らないで。…ま、よろしく頼むよ、相棒」

人間関係

霧谷辰司

1　　　　…あっちは許してくれてるんだろうけど、こっちの気が済まないなぁ。どれだけかかっても償いたい！
2　　　　なんかまた助けて貰っちゃった気がするなあ。クライマックスでああいう風に登場するの、ちょっとヒーローみたいだったかも。
2.5 　　…真、じゃない、結さんが倒れて。正直不安になってたけど、霧谷がああ言ってくれたお陰で流れが変わった気がする。凄いなあ…　あと、超カワイかった。
2.6　　　用事に付き合ってもらってありがと。…でも、今思えば杏奈も矢神とクラスメイトだったし、呼ぶべきだった？なんで二人でって拘っちゃったのかな、あたし？
3　　　　霧谷の優しさの源の一つ、なのかな。山陰さん。…もっと別の形で出会って、霧谷のお話聞きたかったなぁ。
3.5　　　…ひまわり、今年は間に合わないけど来年は庭に植えよっと。
ドジソン「さて、ここで問題だ」
　　　　「やよいは同年代の友人が多く、自身より発育の良い女子に囲まれ、比べられる機会もよくある」
　　　　「故に普段は『比べても仕方ないし、自分は自分』と理解しているのだけど」
　　　　「どうしてあの場では。他二人より劣っていることを、殊更気にしていたんだろうね？」
3.9　　　恋した人。こんなに大きな気持ちなのに、なんでこれまで気付かなかったかなー…。自分が情けない。
4　　　　強くなった、かぁ。…うん、霧谷がそう言うなら、きっとそうなんだよね。貰った強さ、大事にしなきゃ。…それにしても、『あなたは世界一』なんて、勢いに任せてとんでもないこと言った気がする…！

蘇芳杏奈

1　　　　クラスメイトが秘密結社の一員だった！ってだけでも驚きなのに、それが杏奈なんだもん。本当にびっくりしたよ！
1.5　　　…お姉さんのこと、気にはなるけど。聞かないでおくよ。早く解決するといいね…
1.75 　　…やっぱり、杏奈にとって重いんだね、お姉さんのこと。少なくともしばらくは触れないでおこう。
2　　　　コユズがなんだかお世話になったみたい？杏奈は面倒見が良いなー。ちょっとジェラシー感じちゃったり？なんちゃって。
2.5　　　…お姉さんに、立ち向かってた。杏奈はあたしが思ってたよりずっと強いなって、思い知らされたかな
3　　　　アリエル、無事で良かったね！…杏奈は、強くなった、ってわけでもないのかな。現在進行形でだんだん強くなっていってるんだね。
3.5　　　状況は報告で把握したけど…まさかお姉さんを撃退までするなんてなあ…
4　　　　…無茶しすぎ、もう。これはしばらく目を離せないなー。…でも。お姉さんのこと教えてくれて、ありがと。

真神結

1　　　　大人っぽくてカッコいい、今まで周りに居なかったタイプの女の人！オーヴァードとしても先輩だし、仲良くしたい！
1.5　　　…やっぱり、大変なんだね。オーヴァードの衝動って。…あたしの衝動はみんなを傷つけない形にならないかなぁ
2　　　　まさか美香と関係あるなんてね。思わぬところで繋がったっていうか…。もしかしたら、もっと早く知り合えた可能性もあったのかな？
2.5　　　結さん、結さん…うん、こっちも良い名前だよね。距離が変わったわけじゃないけど、こういうのは重要！
3　　　　大事な人に忘れられているかも、って衝撃の、重さと冷たさはもう知ってたつもりだったけど。…ダメだ、全然慣れないや
3.5　　　…いっそ忘れるのがあたしのことだったらまだ良かったのに。こんなのって無いよ…
4　　　　…よし、電着は無しでも任務は達成できた。一安心…。

比嘉匡貴

1　　　　なんだかんだで優しそうな人だなって思うけど、嘘は良くないって思います！
2　　　　うん、神道のアレコレやっぱりカッコいいなー！服は…うん…必要らしいから触れないでおこう…
2.5　　　…辛いけど、必要なことをちゃんと言ってくれる人。…怖いけど、それが大人なんだなあ、って…
3　　　　ああいうの怒るのは杏奈に任せますけど。こっちだって怖いんですからね？
3.5　　　…ああいう提案するの、前はあたしから出来てたのにな。なんだかんだで、色々見てくれてるって実感したなあ。
4　　　　こっちはこっちで杏奈と同じく無茶しすぎ！子供は親の背を見て育つんですからね！

Sombra

1　　　　…やっぱり、まだちょっと怖い、な…。本人には絶対に言わないように、態度に出ないように。
2　　　　うん、大丈夫、大丈夫…。少しずつ、慣れていかないとね。
3　　　　うん。やっぱ愛嬌あるし、ドジソンとも仲良いし。怖がるのが本当におかしかったなあっていうか。
ドジソン「オーヴァードとしてのやよいが、成長してハッキリと確立してきたからね。もう彼を怖がることは無いだろう」

カルミナ・ブラーナ

1.75 　　すっごく酷い人！…だけど、それだけってわけでもないのかな。何かを教えてくれようとしてたみたいだし。…他の人たちには近づかせたくないけど！
2.5　　　…結さんをよろしくお願いします。でも、酷いことしたら怒りますからね？あと霧谷にも近づかせません。　

重藤十夜

　　　　特に語る暇が無かったが学校での任務前に既に顔を合わせている。OMS（具体的には上級130Ｐ参照）経由の知り合い。

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