容姿・経歴・その他メモ

幼い頃から兄・啓多(ケイタ)を慕っており、彼が誕生日プレゼントに送ってくれた靴を大事に所有し続けていた。
ブカブカながらもようやく靴を履けるようになった日、父親を連れて外出した矢先、サイズの合わない靴のせいで転んだ拍子に交通事故に合う。
死のショックによってオーヴァードに覚醒・蘇生するも、自分を庇って轢かれた父親が息を吹き返す事は無かった。

元々ボーイッシュな相貌と話し方をしていた為、夫の死によって精神を病んだ母親から夫（父）であるかのように接される。
数年前に家を出た兄以外の親族はおらず、病んだ母親の対処をするのが自分しかいない現実から、逃避するように不良との付き合いを覚える。
その過程でカラーギャングに混ざり、“地底近衛(ハーデスガード)”という通り名(コードネーム)と共に喧嘩に明け暮れていた。

中学校卒業後は、兄が教師を務める犬神高校へ進学。
表向きは社交的で成績優秀な人気者を演じつつ、不良たちとの交友関係も続ける日々を送っている。

【第1話終了時】
最愛の兄は既にジャーム化しており、兄の凶刃によって友達さえもが手にかけられた。
自らの手で兄にトドメを刺したその時、望の長い戦いの幕が上がった。

【第4話終了時】
遺産『原罪』を巡る争奪戦の果て、望は『イヴの原罪』に認められ、契約を交わす。
亡き兄、亡き父との語らいを通して、過去のトラウマを振り切った望は更なる力を得た。

「守れなかったことを悔いるよりは、守ろうとした自分を誇りに思って欲しい」
その言葉を胸に、望は再び歩き出す。
自らの決意を表す新たなコードネーム“番犬戦車(ハーデス・チャリオット)”の名と共に。

【第6話終了時】
因縁の敵“ハイアージジャーム：解放(リベラ)”を討伐した望たち。
しかしその代償として、これまで自分たちが守ってきた字桐市は完全に崩壊する。

数多くの友人、知人、戦友たちを守り切れず、しかし立ち止まる事は許されない。
UGNの紹介で母親を病院に預けたのち、望はUGN日本支部に所属する事になる。

【第8話終了時】
UGN日本支部の崩壊、戦友・石動　望の裏切り、あまりに強大過ぎる敵。
立て続けに起きた苦境の中で、遂に望の心は折れてしまう。

しかし、そんな中でなお得られた絆、繋がり、そして駆けつけてくれた仲間たち。
彼らの在り方に背を押され、望はもう1度立ち上がる。

そしてひとつの決着を経て、彼女の戦い方、そして能力は大きく変容を遂げた。
自らの精神性だけを高め、その強い意志によって敵を打倒する在り方から。
より多くの者たちと繋がり、彼らと共に戦う為の、意志を力とする在り方へと。

そうして舞台は──最終決戦の場へと移る。

遺産継承者専用アイテム : 『イヴの原罪』
種別︰その他
購入／常備化︰購入不可／不可
解説︰原初の女を夢見心地の無垢から目覚めさせた、一玉の果実。人は、知識の代償として罪と罰を得た。けれど、それはそんなに悪いことなのだろうか。いつの時代でも人は、自由に、自分の責任で生きようとするものだろう？
　あなたは、あなたの取得できる『変異種』専用エフェクトと『古代種』専用エフェクトからひとつずつ選択し、最大レベルで取得する。また、あなたが暴走していない時に行う全ての判定達成値を+3する。
　契約者は代償として、己の罪と向き合うことを要求される。侵蝕率基本値を+3する。

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