自由気儘かつ天性のものぐさ体質。そのくせ何処か面倒見の良い、アラサー女性。
そのダメ人間さからは到底思えないが、元FHのマスターエージェント。当時のコードネームは「マスターアート」。
自堕落な生活を送りつつ、気儘に創作活動、たまに作品展やら即売会やらを友人の協力の下開く。
天才的な彫刻家としての腕と「何故か関わった任務全てで最小限の被害・犠牲(敵含む)で最大値の戦果を上げる」という奇運の２つのみでマスターエージェントの称号を得た変人。

彫刻刀を振るって『空間を削る』・『物質を割って落とす』等の特異性を用いて戦うRC型。
火力は低いが攻撃の回避にも転用できる能力のため、使い勝手は悪くないらしい。
だが戦闘嫌いの為、普段は創作活動にしか使われない。

出来る限りは怪我人は少ない方がいい、と考えている為基本的には逃げの手を取る。
…………のだが。彼女が関わる案件は逃げてもどうにかならない案件が多く、最終的には重い腰を上げている。
その際、色々な組織と共闘することもある。トゥーレとしてはその辺りは特に抵抗がないらしい。
結果、様々な範囲に顔が利くようになった。「あの人元マスターエージェントだけど放っといていいよ」位の舐められ方もされているが。

『最後の桃源郷』と呼ばれる、オーヴァードを含めて数多くの非日常が住まう街の出身。
その街で、彼女が中学生の時(15年前)に起きた事件に巻き込まれオーヴァードに覚醒。
古馴染みである現リエゾンエージェントの誘いを受けてFHに参加する。
元々“曇天”の初期メンバーだが久藤がMIAになった事から勝手に離脱、L&Pに移籍。
“逢魔時”と“揺蕩う翅”の存在を知り、彼らとの接触を測るためセルリーダーから了承を得て黎明時計による一騒動を起こす。
結果としてUGNやら別セルのエージェントやらも引き寄せ想定以上の大事となり、逃げるように翅に加入した。

現在は首魁の支援の元で芸術家として名を馳せている。
FHに対して思うところは特に無いので普通に知っている情報は横流しされる。