容姿・経歴・その他メモ

「やぁ、少年。面白いもん見っけちゃったよ～」
「大人に任せなって。あ、無理なもんは無理だから、そこんとこよろしく～」
　一部層にニッチな支持を受けているオカルト雑誌の記者。
　いつも変なスクープを掴んでは記事にしており、腕は上々。
　いつも壊れたフィルムカメラを首から下げており、メンソールのタバコを吹かしている。フィルムカメラは、尊敬していた先輩の遺品らしい。
撮影はもっぱらスマホでやっており、本人いわく編集もその場でできて楽。とのこと。

容姿はパッとみると性別がわからない。本人も男扱いされても女扱いされても自然と対応する。
気にした方が面倒。の一点。
　

「了～解。調査に入りますよ」
「止めないでくださいよ～。調査の権限は一任されたはずでしょ？」

　その裏の顔は【秘密のD(シークレット・デバイス)】である。
　支部長よろしく戦闘の実力がそこまでなく、コードネーム通り、自他共に認める非戦闘要員。モルフェウスである特徴を活かし、乗り物を作ることで移動の足になったり、様々なデバイスを作り調査を主に行う裏方的な役割をこなすことが多い。
　記者であることを活かし、UGNと言うと嫌悪される場での調査などを担当し、ほぼ単独で行動している。
　その目的は、自身が覚醒し、先輩が死んだ事件の究明のためである。UGNとか世界とかどうなろうと知ったことではないが、その事件に巻き込んだクソッタレを見つけるまで死ねないと思っている。

　矢面に立たない。立てない。
　力がないから？
　否、力があるから……


「D-rive・D-eformation!!」

「だから、最悪なんだ。オカルトってやつは。レネゲイドってやつは……！！」
「クソッタレ世界のこと、私はちゃんと見れてないのかもしれないな」

　自身の情報統制により正体を隠し続けてきた機動鎧装の姿。
　彼女の持つカメラは、ベルトに変形し、彼女のみが知るカメラフィルムを差し込むことで、全身を覆うパワードスーツとなる。
　そのカメラにはレネゲイドの活性化も促し、底知れぬ秘密があるというが、その真相は不明。雷堂本人も知らない。
　UGN内でも知る者が限られる"秘密兵器"。それは核でも、レネゲイドでもなく、雷堂密、そのものである。
　彼女のコードネームは【秘密のD(シークレット・デンジャー)】

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