代々続く『紅の里』の跡取りとして生まれたが、生まれてから数年後に里は未曽有の大災害で壊滅し、それ以後忌集連の庇護下で祖母に育てられた。

その災害の際に両親と死別しているが、祖母の育て方もあり、素直な良い子として育っている。

燃えるような深紅の髪にやや赤みがかった瞳を持つ。
忍者の修行の一環でそこそこ鍛えており、脱ぐとうっすらと筋肉がついている。

少し引っ込み思案だが、素直で明るく良い子。
だが、すこし天然な所もあり周囲を困惑させることも多い。
また非常に物忘れが多く、そのことで怒られることは日常茶飯事。

一人称は『私』、二人称は『～～さん』。
基本的に名字で相手を呼ぶが、仲が良くなると下の名前で相手を呼ぶようになる。

手にした二刀の聖剣と極光剣でひたすら斬るという脳筋なスタイル。
これは搦め手を咲妃が覚えられなかったという事情も存在する。

咲妃の持つ遺産は『勇気の聖剣』と呼ばれる異界にて生成された深淵由来の魔剣。
実は先祖伝来の大事な剣なのだが、咲妃に使われたのが運の尽き…咲妃の相棒として日夜不運に巻き込まれている。
外見は刀身が深紅の刀で、力を発揮するときは赤く光る。

『みんなの役に立てる』ことが何よりも大好きで、また『みんなの足を引っ張った』り、『役に立てない』ことを病的なまでに忌避する。
ただ、自身の不運体質もあり、みんなの足を引っ張ることが多いためよく『びえーん』と泣き叫んでいる。