容姿・経歴・その他メモ

長いので要約！

パワハラされて育ったよ！けれどパワハラされて詰め込まれた知識が生続を救ったよ！（代わりに生続が反抗心から優しく優しくと育てていた人達は皆死んじゃった...）
だから、パワハラされた父のことを尊敬しているけれども反抗したいとも思っているよ！（重度のファザコンで父親嫌い）

基本的には怒鳴ってくるよ！けれども優秀だからちゃんとみんなのことも見ているし、「そう！（納得）」ぐらいは言ってくれるよ。
ちなみにMM地区ではか〜な〜り嫌われているよ！よく愚痴で盛り上がってるところを見るね！生続は把握しているけれども放置だよ！現在MM地区では清涼剤になってくれる方を募集しています。


「おい〇〇！ちゃんとやってくれ！」「お前UGNやめた方がいいんじゃないのかあ！」「どうしてそうなるんだよ！」「やる気ないなら帰ってくれ！」「おい〇〇！責任取ってくれ！」「何やってんだよ！」「赤と青の見分けもついてないんじゃないのか！そんなんじゃ交通事故だよ！」
なんでこんな語彙があるかって...？さあ、なぜでしょうね...（ガタガタ）


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以下読まなくても良い文章。




とある自衛隊のお偉いさんの元に生まれた彼。
彼は生まれた時からそのスパルタ教育をされる運命だった。
物心ついた時から今まで貶され、貶められ、謗られ...そんな記憶が大半だ。褒められる時などなく、何かを成しても「そうだ」の言葉のみ。
彼は幼い内から「こんな人間にはなるまい」と思っていた。「ここから逃げたい」とも思っていた。

中学時代にはこの年代特有の反抗期を実行しようとしてみたものの、見事に叩き落とされ、結局逆らえないと絶望し、高校時代には自立の道を探そうとしたものの父の言うことに反対できず、そのまま防衛大に入り、せめて人格だけは父らしくなるまいと思いながらもしごかれ、そして彼はとある部隊の小隊長として抜擢される。

彼はとても優しくなった。悩んでいる部下の相談につきあい、後輩には優しく、やる気を出させるように指導し、彼の部隊では叱責が飛ばないように環境を作って自衛隊一明るい部隊を作り上げた。彼はこの時、優しさを緩さと履き違えていた。

一つの命令違反が全てを壊すのが戦場の世界だ。とある僻地で起こる異変現象の調査に来ていた彼の小隊は、ある一人の隊員が命令に反して不用意にジャームと接触、小隊長を残してその場で全滅した。命令違反をしたのは、よりにもよって彼が一番心を砕いて接していた後輩で、奇しくもその時彼を救ったのは、スパルタ時代に父に殴られるように言われ続けた、暴言のような助言だった。

心優しくと育てた彼の「小隊《信念》」は結果として消滅し、彼が最も嫌っていた「教えられた知識《暴言の記憶》」だけが残ってしまったわけだ。彼にとってもこれ以上の屈辱はないだろう。そして同時に理解してしまった。父の優しさに。

上司である父は、頭を下げる息子に対しいつものように暴言を投げ打った。その暴言は全て聞いたことのあるもので、彼をジャームから守ったものだった。父の暴言は復習するかのように続き、言い終わるころには父の言葉は少し湿っていた。
「もういい、戻れ」

（彼は自衛隊を辞めさせられた。これは失望からか、それとも安全のためか...）
三日後、父の訃報が届いた。どうやら父を隊長とした特殊作戦群数名でジャームと戦闘。父を含む2名程度の殉職と引き換えにジャームは殺されたとのことだ。隊員は全部、かつて父が指導していた者たちだったとのことも聞いた。


彼は屈辱と感謝と罪悪感と劣等感とその他色々な正負の感情を抱えたまま、父の葬式が終わる。彼には最早父にどんな顔をしていいか分からなくて、終始無表情に涙を落としていた。

燃えていく父を見つめながら、彼はやっとその言葉を思いついた。
（俺は、父を超えてやる）
それがきっとキーだったのだ。


気がついたら神様は悪戯な能力を彼に与えていた。人を傷つけ、そして人を強くする力。
彼の激怒を表す炎に、少し含まれる罪悪感の匂い、それらを誤魔化すように走る雷。そして、20年以上受けてきたパワハラ式指導術のノウハウ。

こうして、パワハラ支部長は出来上がっていく。

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