容姿・経歴・その他メモ

たけしの母親──よしきは、たけしを産んですぐに亡くなった。それを理由に父親──としは、たけしを忌み嫌っている。
彼がたけしを嫌う理由はもう一つある。それは彼が異常だったからだ。自在に身体が変形したり、血を好んでいたり、と。
としは、そんなたけしを愛することができず、とある施設へ送った。そこは人間を対象に非人道的な実験が行われる場所であった。そこに勤める研究者たちは、たけしの異常性を大いに喜び、数年間にわたり実験を行った。春日とはそこで出会い、彼には特別な信頼感のようなものを抱いている。
数年間の実験を酷に感じたたけしの中で憎悪が膨らみ、ついには研究員たちに危害を与えた。そこでたけしが思い知ったことは自身の人間離れした能力とその強さだった。あまりにも容易く人間を傷つけることのできるこの能力に、また自身が能力を使用するために相手を傷つけてしまうことに申し訳なさを感じた。

そんなこんなで彼は今、支部長をやっている。上官からその背景を踏まえて、能力なども見込まれた上での任命だったが、「そんな過去は見せまい」と、道化を演じて日々過ごしている。そのおかげで、彼の部下の中には「どうしてこんな人が支部長に？」と疑問と不信感を抱いている者も居るだろう。


『Schwesternschaft gelübde wieder』PC3
あなたのUGN幹部のキャリアとしての先輩、フランツ・ウィスカーとの連絡が途絶えてから数カ月。日本支部は相変わらず動く気配を見せない。一足先に動こうかと考えた時、部下から連絡が入る。ウィスカーの部下、エマがここ、N市で見つかったというのだ。
そうこうしてはいられない。
貴方は支部長としての業務を部下に任せ、単身彼女の下へ向かうことにした。

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