所属：七大罪：副隊長

出自：政治家として優秀な父親の息子として産まれた。将来を期待されていたが学生時代からトラブルばかり起していた。家に帰るといつも父親に怒鳴られていた。妹ができてからは父親は妹に期待するようになって摂氏と関わることが減った。高校生の時に殴り合いの喧嘩をした際にオヴァードとして覚醒した。力を使って不良を殴り飛ばしていた時にUGNのエージェントに見つかり取り押さえられた。その後は街の支部で能力の使い方や組織について教えられた。将来の夢も決めていなかった摂氏は勧誘されるがままUGNエージェントとして様々な事件に関わっていくことになる。それから数年で支部長を任されるようになるまで成長した。支部長になってからもオーヴァードが関わる事件を何件も解決していた。そんな事件の1つにUGNのせいで夫を失ったジャームの話があった。あの事件以降自分がやっていることは正しいのかと強く疑問に思うようになり、親しい仲だった博士を失ってからは自分が今何をしているのか分からなくなっていた。何度も自殺を考えたが死ぬことができなかった。精神的に消耗していた摂氏の元に白髪の老人が現れた。老人は運田と名乗り世界には絶対の神が必要だと摂氏に説いた。それに感銘を受けた摂氏は最強のオーヴァードをつくり出しそれを神の依り代とする計画を実行した。計画に必要な力を持つオーヴァードたちをUGNの情報収集班を使って探し出して大罪という反社会組織に勧誘した。あとは白髪の幼い少女に全ての力を吸収させて、目を潰し神の依り代とする儀式を行なうところまで計画は進んでいたがここまで来て本当にこれは正しいのかと悩んでいた。運田は摂氏に覚悟を決めさせるためにUGNエージェントたちを幻覚と記憶操作で操り眠ったまま目覚めない博士を襲わせた。この事件によって摂氏の人間への憎悪と怒りは確固たるものとなり、街の人間数千人を生贄とした儀式を始めた。あとは傲慢、暴食、強欲そして憤怒である自分を少女に吸収させれば神が誕生するところまで来ていたが、運田が博士を襲撃した犯人だと知り何もかも馬鹿馬鹿しくなった彼は儀式を放棄した。運田は最後の死に際自身のクローン体が保管された研究所の場所を摂氏に伝えた。事件後UGNの追跡を逃れ研究所にたどり着いた摂氏はそこでクローン装置を発見した。人間そのものが不完全なものだと感じていた摂氏はクローン装置を使って究極の人類を誕生させることを新たな目的とした。儀式から1年後暴食の力を持つレイシアがクローン装置を破壊するために現れた。装置を守るために行動を起こそうとした摂氏の目に目覚めていないはずの博士の姿が映った。その博士は摂氏に微笑み手を差し伸べる仕草をした。一瞬動きを止めた摂氏の隙をついて小笠原隊隊長の小笠原が装置に攻撃を仕掛ける。その攻撃は摂氏のエフェクトによって阻止されたが、大罪メンバー路地裏の掃除屋如月によって装置を破壊された。目の前にいる博士はレネゲイドビーイングが化けた姿だと分かっていたが目を離すことができなかった。すべての計画は失敗し止めを待っていた摂氏にレイシアは世界を変えるためにあなたの力は必要だと七大罪に勧誘された。現在は敵対組織の殲滅と自分の力を部下に分け与える役割をこなしている。

経験：UGNという組織は市民の平穏を守るためなら自分たちエージェントを犠牲にする組織だと実感した。オーヴァードが平穏に暮らせる世界にするためにはUGNは邪魔な存在だと判断した摂氏はUGNを解体するために時々支部に大量のジャームを送り込んでいる。FHは自分以外のオーヴァードのことを利用するだけの存在と考えているため必要ないと判断し破壊活動を行っている。気に入らないものはすべて破壊するようになった。どうせ平穏なんてもの訪れないのだ。なら自分の欲求を満たして何が悪い。

邂逅：

欲望：自分で何かしても上手くいく気がしないのでとりあえず既存の世界を破壊して生き残った人間で何とかしてくれの精神で暴れている。そのくせ自分が幸せだと感じない世界なら破壊するとか言い出す。

覚醒：彼が暴れることによってオーヴァードの存在が少しずつ一般人に知れ渡っていくことだろう。またUGN時代に集めた情報もある程度リークしておりUGNの黒い側面をあらわにしている。

衝動：見て苦しんで悩んで無理だとあきらめろ。こんな世界に平穏など訪れない。ただ誰かに不幸を押し付ける世界が平穏であっていいはずがない。醜いものは壊してしまえ。包み隠している箱も壊してしまえ。

好きなもの:奇跡、博士
嫌いなもの:理
苦手なもの:仁義

1人称：僕
2人称：君

尊敬する人：いない
特別な人：博士
好きな異性のタイプ:博士

7大罪：信念無き社会がテーマ→他力本願の無秩序を望む破壊者