容姿・経歴・その他メモ

「――ぼく様は、知りたい。自分が『誰』なのか」

概要

組織に属していないフリーランスのオーヴァード。
部分的に黒色の混じった白髪が特徴の、中性的な印象の少女。

名前など自身についての記憶をすべて失っており、身元不明の状態。
現在はアンティーク書店兼何でも屋「カラヴィンカ」のアルバイトとして居候中。
天喰アヌという名は、カラヴィンカに置かれていた小説の登場人物からつけたもの。

人物

幼い子供そのもののような、やんちゃで純粋な性格の自信家。「任せろ」が口癖。
自分のことを「ぼく様」と呼び、似合わないほど堂々とした口調で話す。
浮世離れしているようだが、感謝と謝罪、食事のマナーなど最低限の礼節は弁えている。

何でも屋の助手として、様々な人々の「願い」を聞いてそれを叶えることに誇りを感じている。
記憶を失い、自分の願いを思い出すこともできないからこそ、今は他人の願いを尊重し守りたいという考えがその根幹。
助手としての経験から、「誰の願いもそれぞれ違って、同じものはひとつとしてない」という独自の哲学を持つ。

経歴

仮想置換都市・トーキョーで全ての記憶を失って倒れていたところを、トーキョーを不可解空間として調査していたアンティーク書店兼何でも屋「カラヴィンカ」の店主に拾われた。
名前や出生、住所、家族などは一切不明であり、覚えていない上に戸籍なども辿れないという状態。
表社会、裏社会の様々な情報網を用いてもまるで手掛かりが見つからないなど、不自然なほどに過去に繋がる情報が存在しない。
目覚めた場所の特異性もあって「人為的に隠蔽されているのではないか」という疑問を感じており、トーキョーを管理しているCCFの運営を探って情報を手に入れようとしている。

カラヴィンカの店主の提案で、参加者の一人としてCCFに挑む。
しかし運営の調査という目的から、現在は誰ともチームを組まずにソロで活動している。

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