容姿・経歴・その他メモ

俺には妹が二人いる。

一人は長女の『海羽(みう)』
両親が居なくなり家の家事全般を担ってくれる優しくて頼れる妹の一人、かわいい
年齢は16歳、同じ高校に通っている
陸とは違いとてもモテる、だが恋愛に興味がなく告白されては砕け散った漢共も多い。定番のラブレター、屋上での告白、桜の木の下で告白、放課後のみんなが見てる前での告白、乙女ゲームで出てくるほぼ全てのシチュエーションの告白を断った、学校では頼られることが多く男女共に人気がありファンクラブも出来ていた(当人は知らない)
家では家事全般を一人でこなす超妹、ご飯時に振舞ってくれる料理を美味しいと食べてくれる兄妹にとても嬉しくなり、それが糧となり日々新しい料理に挑戦する、健気な妹。(陸も見習え)

もう一人は次女の『空(くう)』
年齢は11歳、小学校に通っていた
不登校・コミュ障・いじめられっ子の妹
不登校になったのはいじめが原因である、小学生男子特有の好きな子にイタズラが発動しその対象となった空、そして好きな子を取られたと勘違いを引き起こした女子達からの盛大な無視と落書き、学校側は事を起きても公にはしたくないからと秘匿され、気の弱い妹は学校に通えなくなった。
家では姉の手伝いをしたり、兄とのゲームでボコボコにしてから勝利してドヤ顔をかますめちゃめちゃ可愛い妹。かわいい



そんな、二人の妹がいた....



日常にヒビが入ったのはこの日
次女の『空』から一緒に初回限定盤のゲームを買いに行こうと買い物に出た時のことだった。
デパートに行き、アニメイトへ寄って目的の物を購入した二人は満足してそのまま家に帰ろうとしていた、けれど、突如として煙と共に悲鳴が聞こえた。
そして、見てしまった、燃え盛っているデパートの中で、悲鳴の先にいる存在を、亡血連続殺人事件の犯人である彼を、今なお無差別に人を殺している『羅刹 荒鬼』という怪物を...
何故ここに彼が居るのか、一瞬頭をよぎったが今は妹と逃げるのが最優先だと、そう思った、行動するには遅すぎた。彼は、奴は、『陸』の目の前で『空』を斬った、そして『陸』は胸部を貫かれた。
薄れゆく意識の中、目の前で大切な存在の命が消えていくことに拒絶するかのように手を伸ばす、けれど、届かない。何も出来なかった自分と命を奪った鬼に対して嫌悪し、自身の命も消えゆく中でもう一人の妹に謝罪した。



病室で目が覚めた、覚めてしまった。
医者は信じられないものを見るような表情でこちらを見ていた、内容を聞けば、今回の二つの事件の一連と自分が一度死んだ事を聞かされた、そして病院に運ばれてから１ヶ月は経過していると話され驚愕した、情報過多で処理が追いつかなくなり、ふと気付く、妹はどうなったんだと、気づけば医者の胸ぐらを掴んで聞いた、返答は昏睡状態で眠っていると知らされ絶望した。ただ、家に帰れば妹が『海羽』がいる、そうしたらあの日あった出来事を話し、怒られても、叩かれても、泣いても、嫌われても、ただ、二人の兄でいようと心に決めた。



日常が砕け散ったのはこの日
退院して、久しぶりに家に着く、中に入ると荒れていた、部屋は暗くゴミは散らかっており、食器は洗われておらずそのまま放置されていた、只事ではないと直ぐに『海羽』の部屋に向かった。
扉を開けば、天井から吊るされた荒縄と自殺しようとした妹の姿が目に入った。そこからの行動は早く、『陸』は妹の自殺を止めるべく妹を抑えながら落ち着くのを待った。
抵抗をやめ無気力になった妹は、そのまま脱力して眠ってしまった、今起こすとまた暴れてしまうと思いそのままベットに運んで布団を掛け、天井から吊るされている縄と部屋の片付けを始めた、ある程度終えて時間が経過したのか『海羽』が毛布にくるまって部屋から出てきた、ただ、様子がおかしくとても怯えた目線でこちらを見ていた、何かあったのかを聞くと顔色がどんどん悪くなり始めて、吐き気が来たのか口を抑えその場でうずくまった、急いでビニール袋を持っていき背中をさすった、よく見れば、髪はボサボサで肌は荒れて、目の下には隈が出来ていた。それから少しして、ポツポツと自身のみに何があったかゆっくりと話してくれた。
デパートでの事件が起き被害者となった『陸』と『空』が病院に運ばれていると電話で聞いた事、病院へ向かう途中に襲われた事、そして彼女に犯された事を、彼女の名前は『羅刹 烈那(れな)』、そこからは『陸』が帰ってくるまでの間何も覚えていないという事を、そのまま癒えるまで休んでいて大丈夫だと伝えると『海羽』は部屋に戻って行った。
そして妹からの話を聞き『陸』は自身への怒りと失望、また守れなかったと、同じ苗字を持つ彼等が自身の敵であることを理解する、即ち『羅刹家は殺すべき対象へ』と。

履歴

彼の命が燃え尽きた時に聞こえて来た二つの声
次女は言う「一人にしないで...」
彼は求めた、守るための力を。
長女は言う「助けて」
彼は欲した、殺すための力を。
故に理解しよう、自分は彼らを殺す怪物になると
ならばこそ、この力一時であろうと自身は悪鬼羅刹を滅ぼす修羅と化す

家族を守る為に、ボディガードを雇おう、中学時代の友人、彼なら信用出来る。『戌見CP』の『咲夜』だ
情報も持っているはず、多分、きっと、恐らく....
色々聞きたい事がある




口にくわえてるのはココアシガレット

デパートの放火と無差別殺人は別の人物

セッション履歴