【夏凪日葵】
本来なら、戦場という舞台に立たされるべきではないと思っていたが、それ以上に彼女の親友を助けたいという意思を尊重しようと考え、結果として背中を押す形になった。
もしかすると、支倉彩奈と嘗ての自分を重ね合わせて見ていたのかも知れない。
任務を経て、彼女ならきっと支倉彩奈を支える光になれるだろうと思い、支部長として支援を惜しまないことを決めた。

【夜我初夏】
空奏劇団で裏方をやってくれる頼もしい劇団員の一人。
普段の彼女と仕事中の、というか他人と話す時の雰囲気の違いには名俳優の素質を感じるので、どうにか役者をやってくれないかな〜と考えている。
とはいえ強制はできないのでちょくちょく勧誘しては断られてしょんぼりする。
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内心彼女が自分のやり方に大して違和感を覚えていることに気付いているが、だからこそ今のやり方を変えるわけにはいかないと考えている。
世界の為に手を血に染める覚悟は気高いものだが、血塗られた手では救えないものもある。
それはきっと、自分自身だ。
自らの手を血に染めて人を救う英雄を、日常に引き戻すのは都合が良すぎるお伽噺と言われるだろう。
なら、そのお伽話を作らなければならない。
それが、彼女の手を血で染めさせている僕のやらなければならない贖罪だ。
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【稲津昭子】
話には聞いていたが、やはり伝説のヒーロー“マイティババア”の名に偽りはなかった。
一撃で悪を粉砕する稲妻には驚嘆の一言だ。
さらに、年長者として他人を導くことにも長けており、支部長としてみならわなければならないと思う。
しかし、単純に計算しても20年前のレネゲイド開放以前からのオーヴァードであるはずの“先代マイティババア”とは一体何者なのだろう。支部からデータベースにアクセスしても大半の情報が閲覧不可になっていた…
【朝影海翔】
感情を仮面に封じ戦う戦士…
まさにスーパーヒーローといったところだと思う。
一見淡々と職務をこなす警察官かと思ったが、彼の内面にも確かな熱と、人間の優しさを感じた。
しかし、あのドライバーはUGNのアーマメントベルトとも若干仕様が異なるような…
まさか自作なのか…？
劇場でヒーローショーをやって彼を主演にするのも良いかもしれないな………