PCには以下の設定がつく。
PC①：インディゴというレネゲイドビーイングに大切な人を殺された過去がある
ロイス：インディゴ　
推奨感情：P執着/N憎悪
公開条件：インディゴによる【蒼い眼】を目撃した後いつでも
輝かしい経歴、賞賛と信頼を背に受けるキミの人生にも、影はあった。
あの蒼い眼に取り憑かれた者は誰一人として逃れることなくもがき苦しみ、死に至るのだ。
キミはその時躊躇い、手を出すことが出来なかった。だから、大切な人を失った。
もう誰とも馴れ合わない、忌々しいレネゲイドビーイングなどと二度と関わりたくない。それがキミの決意だ。
→Rハンドアウトを公開すると、情報収集時「インディゴ」について調べられるようになる。

◆PL向け補足
任務中に敵対した「インディゴ」というレネゲイドビーイングに、大事な人を取り殺された過去がある、という過去を持っている。

◆決めて欲しいこと
PC①の大事な人
Rハンドアウトシーンにて死亡するNPC。自由に作ってください。
サンプル設定がいくつかあるので、迷ったらそこから作ってもOKです。
[タイプ：無二の親友]
武上支部所属の非戦闘員。長い付き合いであり、PC①のよき理解者であったが、次第にPC①の闘い方に恐怖を抱き、距離を置くようになる。

[タイプ：生涯の伴侶]
エージェントとして前線で闘い続けるPC①の支え。PC①の帰りをいつも待っている。

[タイプ：対なす兄弟]
武上支部所属のエージェント。PC①とコンビを組んでいる、息の合う相棒。

↓
タイプ：無二の親友ベース
金剛純恋(こんごうすみれ)は、翔子が支部に所属した頃からの知り合い。当時から人との関わりあいを積極的にしようとしていなかった彼女に執拗に話しかけ、やがて共に過ごす時間が長くなっていく。
結果だけを求められ、自分の身を顧みない振る舞いを続けていた彼女にとって、純恋は初めて自分を見て、大事にしてくれる相手だった。
純恋がなぜ翔子にそこまで寄り添ったのか。純恋もまた、寄り添える相手が欲しいと願ったのも一つ。そして、翔子に、いわゆる一目ぼれをしてしまったのも一つ。
はなから向ける感情がずれていた二人の間に溝が生まれるのは時間の問題だった。
翔子は自身が傷つかないためにも、より洗練された戦い方を求めていく。純恋は、より人並外れた力を得ていく翔子に次第に恐怖を覚えるようになる。
そして、二人は決定的瞬間を迎える。
インディゴの蒼い目に純恋が取り殺された。それを知ってなお翔子の足を止めたのは、「自身が傷ついてはいけない」という馴染んでしまった感覚。それを破って悲しむ相手はもう消えてしまったというのに。
翔子は大切な人を失った。もしあの時、インディゴの逃亡に気付けていたら、未来は変わっていただろうか。
そう思うも、彼女の手の届く過去はほんの一瞬だけ。
自分が強くなれたのは純恋がいたから。だが、自分を弱くしたのもまた、大切な人の存在。
自分は強くなった。だから、もう、一人でいい。

(PL補足)

硝子に似て透明だけれど貴重な宝石→ダイヤ
ダイヤ=金剛石→金剛
ダイヤの石言葉:「純潔」「純愛」→純恋

感情はダイスで決定　純恋→翔子は純愛/恐怖みたいな感じかなぁ
純恋は翔子に対しほんのりと恋愛感情にも似た感情を抱いていた。憧れにも近いタイプの。
名前の通り素直な心の持ち主だったので祥子にアタック()しにいったし、結構べたべたしてたと思う。なので翔子的には構われるのは嬉しいけれどたまに面倒くさかったかも。
でも根拠のない感情で突っ走った結果、人外の力をふるう彼女を見て徐々に盲目が晴れはじめる。人外の力を見て恐怖を覚えるのも素直な心で彼女らしい。
取り殺されることがなければ、そんな感情の変遷の中で、互いに言葉を交わして精神的に成長できたかもしれない。

PCには以下の設定が付く。
PC3,4：日々出晴英の生存を隠している

▼Rハンドアウト　PC3,4(コバルト共通)
ロイス："ウィザード" 日々出晴英(ひびではるひで)
推奨感情：P信頼/N不安
公開条件：PC1,2を信用していいと判断した時
ウィザードは生きている。
キミ達は選択し、彼女を脅威から護ったのだ。作戦上の措置でその生存を隠したに過ぎない。
しかしキミ達にはおいそれと話すわけにはいかない理由があった。
【蒼蒼計画】は、【紅紫法典】に影響された便乗犯インディゴの仕業と思いきや、二つの事件はどちらもFHが裏で糸を引いていたという疑惑が浮上していたのだ。
今、ウィザードはその身分を利用して他のエージェントと共に件のFHセルを追っている。無闇に話して作戦の邪魔はできない。目の前にいる彼らを味方と認めたその時、事実を明かそう。

■プレイヤー向け補足
【蒼蒼計画】エンディングにおける偽装工作により、現在日々出はその生存を隠したまま隠密行動に長けた坂月と行動している。
開示タイミングは実質的に自由であるが、状況によっては情報が敵に漏れてしまうかもしれない、という点に注意すること。