平凡な夫婦の元に生まれる。三歳までは家族で過ごしていたが、『震災によって両親を失い』それ以降、祖父母の元に引き取られる。その後、六歳の誕生日前日に1日行方不明になり、今の性格になったのはそれ以降だと本人は自称している(完全に一人になる怖さを知ったので、周りへの感謝とその周りを広げる事に力を注ぐようになった)

六歳の誕生日前日、彼女はその日『自らを宇宙人と名乗る外来生命体』によって攫われていた。彼女に眠る『失敗作とも、神の落とし子とも呼べる力。そして何より物体に作用して壊れるほどのオーバーパワーを引き出す力』はその時に少し頭をいじられた事でついた力。その際は自力で脱出し、十歳の時にもう一度誘拐された時には『大量の宇宙人の中の一人が離反して』脱出に成功した。…離反した一人は、今では地球に生息しているそうだ。

彼の息子が難病にかかっていると聞いた。自分に出来る事はないかと聞いた結果、その症状が『カルシウムを接種する事で症状が軽くなるかもしれない』と齧った程度だが知識で思い付き、実家のをその息子に飲ませた所、見事にヒット。それ以来、珍妙な関係性を続けている。祖父祖母は孫娘が一人変な男を連れて来たものの、「昔から桃愛は変な男には鋭い！そいつがぁ認めてやる気があんならうちは拒まん！」の一点張りで、桃愛が牛乳を持ち出す事も、少し経過したら桃愛の知り合いと名乗る辺新がここで働きたいと言った事も許可している。