容姿・経歴・その他メモ

「前いた所が都会だから都会っ子って事にはならないですよ。流行の物とかそんな詳しくないですし、本当いい迷惑です。」
「え？友達はいないのかって？…っい、いますよ！いました！多くはないですけど、前の学校では何人かちゃんといました！
　…だからそんな目で見ないでください。別に人づきあいが苦手だとか、ぼっちとかではないですから。本当ですよ。」



誕生日：１２月１日
好きな物：甘いもの、冬景色、暖かいもの
嫌いな物：寒さ、赤色、紅葉
一人称：私　二人称：〇〇さん（苗字）、あなた、

■経歴
日本における陰暦の名を冠した１２の家系・組織、『月華十二碇家』の一つ、霜月家の生まれであり正統後継者。
霜月家は表向きは１資本家、由緒正しき家系の１つであるが、その実態は長月・神月などと同じ、退魔を生業とする家系である。
同じ退魔の家系であるが霜月家はより伝統や一族の血統を重視しており、思想的にも古い時代の物が続く文字通りの由緒正しき家系。その為月華十二碇家においては繋がりは深いものの、家の人間自体の関わりは時代の代わりと共に変化していく他家に比べて薄い。
そんな霜月家において彼女は次女として生まる。一族の子の中で彼女は群を抜いて色濃く霜月の血統を受け継いでおり、３歳の時点でその証である“氷結”を行えるほどであった。
その為本来跡継ぎとして挙げられることは無い女性でありながら、彼女は後継者候補として挙げられており、一族の中には彼女を跡継ぎにと押す人物も多い。
後継者候補であることから女性でありながら『１１の時を経て葉となり２２の時を歩みて紅葉となる。（１１年を霜月家で過ごし、その後外界へと出て学び、２２になった時に家に戻る）』という家の掟に準じて生きることになり、１１歳になって初めて彼女は霜月の土地の外、外界へと出ることになる。
表社会と同じ学生としての生活を過ごすと同時、霜月家との繋がりからUGNチルドレンとしての活動を開始。これは血統から来る能力を物とする為と、退魔の家系としての家とUGNとの間の契約からくるものでもあった。
そんな特異な運命の中にいる彼女ではあるが、現在の日常生活自体はUGNの活動を除けばそう特殊な物でもなく、やや転校が多い普通の女子高生という生活を送っている。



■人物
赤く長い髪が目を引く女子高生。
性格は今どきな女子高生ながら少し落ち着いた雰囲気を漂わせる少女であり、何処か気怠げな口調で話す。
しかし経歴に反して陰鬱な物を感じさせるわけではなく、親しい仲であれば歳相応に明るい様子も見せ、談笑したりすることも多いと一般的な感性をしている。
とはいえチルドレンとしての活動から転校が多い為か、長く付き合う友人などは少なく、現在の派遣先である村においては未だ少し浮き気味であると、対人関係は苦手ではないが得意でも無いと言った具合の様子。
氷に纏わる能力であることから寒がりであり、学生服・私服に問わず常にニットのカーディガンといった羽織物を着ている。
それに準じてか好みは甘いものであり、週に３度のデザートデーを心の中で決めている。（毎日じゃないのは太りたくないため）
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自身の家の事や繰り返す転校での付き合いなどから、霜月家の血統の証である赤色の髪を嫌っている。
ただ嫌ってる理由としては『自身の家の事が嫌でもちらつくから』『悪目立ちするから』といったことから来るものであり、自身の髪そのものを嫌ってるわけではないようで、手入れをきちんとしたうえで伸ばしている。
霜月家に対する感情は上記の通りいいものでは無く、不自由ない状態だったとはいえ霜月の土地から出る事はなかった１１年と、そこから外界に出て２２には戻らないといけないという将来に対しては嫌気がさしている。
後継者としての立場についても納得しておらず、ゆくゆくは反抗しようと密かに計画中。とはいっても家にいたころに何か傷つけられたり不便を被った事は無いため、お世話にはなっている事実と家に縛り付けられているという２つの事から複雑な心境ではある様子。
他の後継者としては兄が２人ほどいるが、昔顔を合わせた程度で関わりは深くない。反対にチルドレンとしてUGNで活動している事からかUGNを経由して他の月華十二碇家とは顔を合わせる機会があり、中でも神月と弥生の後継者たちは同じ女性なのもあってか数か月に１度会っている模様。



■能力：
霜月家の血統由来の能力である、血液を媒介とした温度操作を扱う。
代々霜月の血を持つ物に発言する能力であり、自身の血液を媒介としてそれに触れた大気・物体の温度を奪う。
その効果は大気の温度を奪う事で瞬時に巨大な氷を空間に作る事も可能なほどであり、ベースとなる能力の“氷結”と呼ばれる。
霜月では男女の他この“氷結”を使えるか否かが後継者候補として選出させられる条件であり、彼女は齢３歳でこの氷結を扱えたことから生まれ持ってのオーヴァードであったと言える。

彼女はこの氷結を用いての戦闘を主軸としており、天候に関わらず瞬時に対象を氷漬けにできるほか、温度を奪う方向を意識することで空間に作りだした氷を自由に操作するといった事も可能である。
奪った温度がそのまま血液の温度になるというわけではないため、彼女の体温は氷の影響そのままに低い。
血統ゆえ温度変化には耐性があるものの寒がりになる要因の１つとなっている為、温度を奪う能力でありながら常に体温が冷たいと一見ちぐはぐな様子になっている。

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