容姿・経歴・その他メモ

「真打ち登場ってね。俺の名は彩霞朧。コードネームは桜花の鞘守だ。……つっても、彩霞朧ってのも本名とは違うんだけどな。ま、好きに呼んでくれ」
「確かに俺はお前さんらに仕える式ではあるが……信条が違う。使命が違う。この身は宝刀の守護のために在る。この魂は……護りたいもんを護るために在る。その邪魔はさせねェ」
「どんなに刻が未来を描いても、闇夜より濃い、墨のような黒焔はついて回るか……さてと。期待に応えてやりますかっと」


・性格:生意気、軽薄、だが一つと決めたものには一途。
・好きな食べ物:甘いもの。新しいものだと特に喜ぶが、普段から食べたいのは団子や芋のような素朴なもの
・嫌いな食べ物:辛いもの。特に酒
・好きなこと:花より団子。でも、両方あったら最高じゃない？
・嫌いなこと:面倒なこと。自分の手が届かないこと
・口調:俺/お前、アンタ、お前さん/基本断定口調


飄々として掴めず、常に生意気な笑みを浮かべたレネゲイドビーイング。
秘密兵器として武上支部により秘匿されていた……が、本人はわりかし出歩いており、売店で接客をしていることもたまにある。色彩が派手だが宝刀を抜かない限り普通のあんちゃんにしか見えないことをいいことに、好き勝手やっては支部長に怒られているそうだ。
至極適当な男だが、彼の根底にあるのは守護・警護である。現在は宝刀を継ぐ者が現れるまでの守護者だが、日々の日常を護ることは彼にとって当たり前のことだ。なので、頼まれれば喜んでその力を護るために使うだろう。
ただ、何もかもを助けることは相手のためにならない。彼のその挑発的な態度は、対象の本音を引き出すためでもある。彼のエンジェルハィロゥの能力は、怒り、冷静さを忘れた相手の心情を照らし、見極める。彼自身は仏の使いではなく、ただ大太刀に選ばれただけのもののため、寄り添い導くことはできないが、最低限の露払いくらいならやってくれるだろう(多分)(基本怒らせそう)(そう言うのなくても怒らせそう)。


数百年前、死んでレネゲイドビーイングになる前の彼は、悪鬼羅刹を調伏する側の人間であった。摩利支天から賜ったとされる大太刀を振るい、その燐光で闇夜を照らし見極め、時に仲間と強力し、悪鬼羅刹を討ち滅ぼすのが彼の勤め。だが、“日蝕む魔”と呼ばれた怪物を討伐する際に仲間を護り致命傷を負う。なんとか怪物に同等の傷を負わせるものの、残りの命の短さを悟った彼は、物取りに宝刀を奪われないよう、仲間に分かる印を残し、桜のウロに大太刀を隠した。彼自身はそこで力尽きる。
彼の血肉を栄養としたのが原因か、それともこの老桜に何かがあったのか、はたまた大太刀の持つ力(後にエンジェルハィロゥのレネゲイドだと判明)か、彼の意思は桜に宿ることとなる。だが、覚醒はせず長い年月をうつらうつらと過ごしていった。
そして数年前、桜の植わる山にとあるジャームが出現。UGNの攻撃も相まって危うく禿山になりかけるところを、叩き起こされるように覚醒した彼がジャームを一刀両断する。そこから、あれよあれよとUGNに保護され、武上支部へと腰を据えることとなった。


○摩利支天の大太刀
刀身に摩利支天の真言が刻まれた太刀。強いエンジェルハィロゥのレネゲイド反応を有しており、持ち主のてフェクトを強化する。適合したものには羽のように軽くなり、逆は重く持てない。これ事態に意志があるらしい。
彩霞朧のエンジェルハィロゥの能力はこの大太刀が影響している。

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