・コネいっぱい取ろうと思ったけど、気づいたら人見知り設定になったので取るのやめました！
・スペシャルサンクス - GM
→キャラのビルドを考えてもらいました

さて、どこから話しますかね…
…では病院生活だったときからお話します。
私はごく普通の家庭に生まれました。お父さんもお母さんも優しい、暖かい家庭だったんです。
でも、私はとても体が弱かったんです。４歳の頃に家で倒れてから、そこからずっと病室暮らし。
何も変わらない日常でした。窓から見つめる変わらない景色、会いに来る人は看護師さんか、お母さんかお父さんだけ。
小学校に入れる年齢になってもそれは変わりませんでした。先生はお見舞いに来てくれたけど、クラスメイトとは話したこともない。
そんな私の日常に彩りをくれたのは、日曜日の朝からやっている『戦隊ヒーロー』でした。
颯爽と現れては、人助けをし、町を救う…。ああ、なんてカッコイイんだろう。私もあんな風になってみたいって思うようになりました。
まあ、思ってるだけで体が良くなれば苦労しないんですけどね…あはは…
そこから私は夢中になって見るようになりました。ああ、『仮面ライダー』ももちろん好きですよ？『戦隊ヒーロー』のほうが好きですけどね。

確か、中学生に入学してしばらくした頃だったかな？
私は絶賛リハビリ中でした。流石に寝たきりだといつか動けなくなっちゃいますからね。
「あっ…」と思ったときにはもう遅かったです。私は躓いて、階段から落ちていました。
「ああ、私死ぬのかな…でももういいかな…」と思うのと同時に「生きたい…」っていう気持ちも湧き上がってきたんです。
それこそ諦めの気持ちを全て上書きするような勢いで。私にはまだやり残したことがある、『ヒーローみたいな存在』になりたいんだっていう気持ちでした。
そして、頭から落っこちて…気づいたら…オーヴァードとして覚醒していたんです。

あのときは本当に不思議でしたね、頭から血がドバドバ出てるのに、体はピンピンしてるんですよ？看護師さんもびっくりでしたよ。
その後、治療と精密検査が行われましたが、なんと異常なし。
しかも、体も健康体そのものになっていたんですよ。まるで今までの病気がなかったみたいに…
その時お医者さんに心当たりがあったらしく、私はUGN支部に連れて行かれました。
検査の結果、私はオーヴァードに覚醒してたみたいで…しかも力もかなり強かったらしいです。
よくある話らしいですよ？『死』のときの強い気持ちがトリガーとなって覚醒することって。
階段から落ちたのに生き残ったのは、オーヴァードに覚醒したってのもあるけど、私が『ブラム＝ストーカー』っていう血を操るシンドロームだったのも大きかったらしいです。
その後、私は支部の方から色々と説明を受けました。この世界について、オーヴァードについて、UGNについて、FHについてなど色々と…
そして、言われたんです。UGNとして働いてみないかって。でも『普通ではいられなくなるよ、戦いに参加しなきゃいけないし、大変なことはたくさんあるよ』とも言われました。もちろん普通の日常に戻ることもできるからよく考えてみてって…。
確かに今の私なら、学校にも通えるし、どんなところでも遊びに行ける。でも、それ以上に憧れていた”ヒーロー”みたいなことが今の私にならできる！そう考えたら、考えることは一つでした。
「私、UGNチルドレンとして活動します！ここで働かせてください！」