容姿・経歴・その他メモ

一人称：私
二人称：呼び捨てとか色々

まだ学園生活というのに慣れていないため、そこらへんでしどろもどろしてしまうところはあるが。明るい子。
体力は並にはあるが、過去の経験によってレネゲイドがズタズタなために耐久力はない。
少し気まぐれに過ごすところがあり、たまに音楽のインスピレーションが湧くと平気で授業をサボり始める。
何かあった時に基本レネゲイドを恐れることはなく、積極的に使っていく。ただし音楽に関しては軽くイージーを使う程度で他の事は一切しない。

緊急事態が発生すると、FH時代のように突然落ち着きだして冷静に見るようになる。その時は楽しそうな表情は鳴りを潜めて真面目になる。

履歴

彼女は、FHの実験により生み出された個体だった。暗殺者としての適性を求められ、それを求められていた。だったのに。彼女は暗殺者とは程遠い、闇夜に紛れる事は出来ない。目立ってしまう存在だった。
その結果、彼女に与えられた使命は。戦場の最前線に立たされて、デコイとして働かされる事だった。
その生き方しかできなかった彼女は、そうするしかないと。ずーっと思い込んでいた。
……そうして生きながらえて10歳の時、また生き残ってしまったとぼーっと過ごしていた時。支部に帰還していた時。突如支部の方から爆発音が聞こえたのだ。何があったんだろうと遠目に見た時、戻らなくてはいけない支部が壊れていたのだ。
『もう、今しか逃げるしかない。こんなところは、嫌だ』
そう思った彼女は、すぐに逃げ出した。恐怖で縛り続けられていたの所が壊された結果、逃げだしたのだ。
そうしてずっと逃げ回って、たどり着いた先はゼノスだった。都築京香に興味深いと言われ、一時期はゼノスに所属していた。
しかし半年が経ったころ、都築京香に対して恐ろしい何かを感じてしまった。そして彼女はそのまま逃げだす。彼女の中の狂気になるものに当てられたのかは栞自身分からなかった。
そうして何も分からず、漠然と逃げながら。ずっと逃げ続けていた。
ある日、彼女は都会に逃げていた時に大型ディスプレイを何となく見ていた。そこから、複数の音楽が流れる。
ボーカロイドという機会音声から、普通のボーカル、そして音だけで皆を楽しませる音楽。音楽とは、こうも楽しませられるのだと。生きる理由が出来たと。
そう思えたのだ。ただ怖くって、ずっと逃げてきた彼女は音楽で皆にも聞いて欲しい。そう思えたのだ。
そこからは、殺されないように逃げ回りながら勉強をひたすらに行った。音楽とは何かの勉強や、ひたすらに音楽を聴き続けこれは使えるなど凄く勉強を行った。
そんな日々を過ごして1年半が経過し、少しずつ曲のリミックスを出していたが。一つのリミックスの曲が有名になったのだ。それをきっかけと思った彼女は、ネットDJとしてデビューを飾る事となった。たまに仕事のスケジュールミスを起こして大変な目に合っていたが、それでもコメントで待ってました！などの言葉が嬉しく続けていた
そうして数年が過ぎて、彼女はDJとして有名になり生活も安定してきたとき。UGNのエージェント達が突如現れる。内容としてはあなたを保護しに来たという事だった。
あちらの思惑としてはフリーに働いてる元FHチルドレンを……ってのもあっただろう。しかし栞としては保護をされた方が色々と都合が良かったためにそれを了承する。
色々と話し合われた結果、アカデミアに転入するのはどうだと提案される。学生生活というのが憧れてたために、こちらも了承してアカデミアに転入することにする。
そうして彼女はアカデミアに転入して、同じ境遇とまでは行かなくても同じ力がいる。そんな場所が居心地が良かった。アカデミアの皆が好きになれた。
そうやって、今を毎日過ごしている。

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