魔術師として扱うのは西洋魔術。基礎的な術の行使（リザレクト、ワーディング）は勿論、物品に自身の魔術を込めることを得意としている。戦闘では自身の魔道具［魔鏡匣(まきょうこう)］から各地から蒐集した遺物(アーティファクト)を取り出し戦いに用いる。以下は主に扱う遺物(アーティファクト)である。

聖火灯

エルサレムの地下遺跡から発掘された聖油が使用されているライター。外見上は普通の着火器だが、この火はどれだけ使っても消えることはなく、人ならざるものに対して用いると非常に強い効力を発揮するらしい。

ヴォーカンソンのマリオネット

魔力の込められた自動人形。事前に構築した魔術的なプログラムに則って行動し、基本的に術者の指示に従う。ただし、その躯体や制御機構は精細な調整を必要とするため、戦闘に用いるのには不向き。

ヘルメスの秘術書

この世すべての叡智が書かれているとされる古文書。著者不明、執筆年数不明。一ページめくるごとに所持者が求める情報が浮かび上がり脳に直接記憶される。だが、その情報取得の負荷は大きく日に何度も使用は難しい。

喰魔啖剣《フェルム・アーク》

極彩色の宝玉が刀身の中央に埋め込まれた両手剣。剣としてはただ斬れ味の良い剣だが、本質は能力を持った剣（EXレネゲイドに感染した刀剣）を喰らうことにある。魔剣を打ち砕きその裡に取り込むことで、対象の能力を自在に引き出し操ることができる。今までに取り込んだ魔剣の類は数知れず、どれも強力な能力だが…… 代償もまた苛烈なもの多い。その為、普段は何重にも封印を仕掛けており、使用する際も一つか二つ封を解除することに留まっている。

・世界各地を巡りオカルト的由来の遺物を収集している好事家にして研究家
・フランス紳士然とした落ち着きのある人物。だが、遺産を目にすると好奇心を抑えきれない質で引かれがち
・遺産を収集・研究・封印するノートルダム財団の設立者「ギヨーム・ド・ノートルダム」の息子
・息子本人も父親の意志を継ぎ遺産を人の手に触れぬように封印するのを目的に各地を放浪している。

・4次元空間に通じるトランクを持ち、その中に多数のオカルトアイテムが収蔵されている。主にエフェクト使用した時は、この中の物品を扱い能力を演出する。（炎系の能力：聖なるオイル、物質変化能力：封魔の剣、巨匠の記憶：オートマタ）

・キャスバル（宝物を運ぶ人）
・CVイメージ速水奨

コンボ名イメージ
魔陣・奕滅「あなたを起こす~L’Appel de réveil~」─── 剣を直接手に取り振るう渾身の一撃。独特の重心の大剣は手に持つことすら難しいが、キャスバルは身体強化・軽量化などの魔術によってカバーしている。
魔陣・役鋒「逃亡せよ~L'e'vasion~」─── 魔術によって剣そのものを操る技。邪気を感知し自動的に攻撃するような魔術が込められており、対象目掛けて刀身が襲い掛かる。
喰魔陣・烈禍炎浄「焔~Le feu inoubliable~」

第七式