容姿・経歴・その他メモ

　UGNに人工のオーヴァードとして戦力になることを期待されて作られたデザイナーズベイビー。
　元々は相手を捻じ曲げて倒すような戦術を得意としており、その頃は「儚げな戦神（フラジャイル・アテナ）」と呼ばれていた。
幼い瑛梨香は周りの同僚たちの期待に応えるために果敢に戦ったが、それでも犠牲は出るときは出てしまった。
自分の目の前で守りたかったモノを喪っていった瑛梨香は、あまりの恐怖に動けなくなってしまう。その時に瑛梨香を守ったのが、時の棺であった。
　以来、瑛梨香の能力は「護る」に特化したモノへと変質してしまった。期待されていた戦力とは少し違うものになってしまったが、護りたいモノを守れる能力を手に入れた瑛梨香は幸せだった。
　そんな彼女が唯一甘えることが出来る相手が、神城早月である。幼い瑛梨香を気にかけてくれていた早月とは家族のような縁を感じており、ほかの面々の前ではクールに振る舞う瑛梨香も早月の前ではただ一人の女の子に戻ることが出来るのである。
　
　悪癖として、自分が「大切」と感じてしまったモノに対してはほかの何を捧げても守ろうとしたがるクセがある。そのせいでいらないゴタゴタに巻き込まれたり、交通事故一歩手前になるようなことも何度かあった。正直元の能力のままであれば数度死んでいたであろう。

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