容姿・経歴・その他メモ

「僕あと何枚始末書かけばいい……？」
「雷槍は天から振らず、人の手に降り。僕は殴らなくなったけど、周りは強くなったよ？」

弟３、妹２、そして病弱な母親の７人暮らし。
父親は蒸発している。
家族のためにいつも頑張ってきたため、
困っている人を見かけるとつい助けてしまう、穏やかで優しい性格。
よく笑い、よく落ち込む。

家族は彼がオーヴァードであることは知らないが、
最近割のいいバイトをみつけ、生活が楽になってきていることに感謝している。
そう、標がＵＧＮ支部長となったのはそれほど前のことではない。

彼は、ＵＧＮ乃木輪市支部所属のイリーガル、だった。
ＦＨと乃木輪市支部の大きな戦いがあったことで、乃木輪市支部を任せられる人員が不足してしまう。
誰を配属すべきか困る霧谷に「何か手伝えることあれば……」と声をかけたのが運の尽き。
あれよあれよという間に支部長になってしまったのだ。
ついつい手助けしてしまう性格のせいである。

なんやかんやと、支部をまとめる能力はそれなりにあったようで、
若手だらけの支部をまとめ、日本支部への報告も順調にこなしている。

標の能力は領域内のモノの能力を高めること。
それぞれのシンドロームのような強い力はないが、
空気中の水分を引き寄せ、雨とし。静電気をまとめ、雷とし。
雷撃を収束し武器から放ち、敵を穿つのが戦闘スタイルだったが、
その能力はとあるジャーム”リッパー”との戦闘中に損傷、攻撃能力を失う。
その反動か、能力強化を生体に及ぼすことができるようになり、以降は後方支援として活動する。

もともとは変異種であったレネゲイドは、その損傷で今までの力を失った代わりに、
他者に対して擬似的な時間加速を行うことができるようになった。
（Dロイス変異種→昇華しDロイス触媒へ）
領域強化の方向性が極まった、ともいえる。

また、領域内のモノの能力を高めすぎたことにより、オーバーフローし色々なものを破壊させてしまい
支部備品を壊しては（支部長なのに）涙目で始末書を書くという流れが乃木輪市支部では定例化しており、
一種の風物詩になっている。らしい。

現在の、ＵＧＮ乃木輪市支部は外観上は少し大きめの花屋である。
スタッフルーム付近のエレベーターから上にいけば、そこは通常と同様の支部がある。
しかしその人員は戦闘の影響で少ない模様。

156点でリビルド

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